[GPTs] プロンプトを作るプロンプト

プロンプトを作るプロンプトなんて、これまでにたくさん登場していると思うので今さらではあるのですが、今後、社内向け勉強会も実施しますし、初心者でも簡単に作成でき、かつ、使えるアウトプットを出力するものをと思い作ってみました。

noteを見ていると、すごいプロンプトがたくさんあるのですが、やっぱりちょっと難しいんですよね。生成AIを使えない人の方がまだまだ多く、そういう方たちに、便利だからといってレベルが高いプロンプトを渡しても使えない人の方が多いと思います。
社内を見ていても、レベルを落とさないとついてこれないというのが現状です。

なので、少しでもわかりやすく、簡単にしてみました。
基本コピペで作れます。


ベースとなるのはシュンスケさんのホネホネプロンプト。
ちょっとだけ変えました。

シュンスケ式ホネホネプロンプト(ちょっと追加)

ゴールは以下のフレームを使って●●●●を作成すること。成果物は、○○○○。マークダウン形式で書いてください。
'''
# このコンテンツの前提条件

# このコンテンツの詳細

# 必要なドメイン知識

# 変数の定義とこのコンテンツのゴール設定

# ゴールを達成するためのステップ

# 手順の実行プロセス

# ユーザへの確認事項

# 例外処理

# フィードバックループ

# 成果物の生成

'''

このプロンプトの最初の文に「ゴール」と「成果物」を書いて実行するだけで十分なアウトプットは出力されます。

例えばこんな感じで実行してみる。

ゴールは以下のフレームを使って、ユーザーが提示したテーマについて深掘りするキュレーション記事を作成すること。成果物は、読者を魅了する3000文字以上のキュレーション記事。マークダウン形式で書いてください。

ゴールと成果物

するとこんな感じで返ってきます。まあこれでも使えると思います。
少しカスタマイズした方が良いと思いますが。

# このコンテンツの前提条件

本記事では、ユーザーが提示したテーマについて深掘りし、ゴールを設定し、その達成のためのステップを詳細に説明します。記事は、読者にとって理解しやすく、魅力的なものにするため、必要なドメイン知識や変数の定義、例外処理、フィードバックループなどをカバーします。

## 前提条件
- **目標の明確化**: テーマの目的とゴールをはっきりさせる。
- **関連知識の習得**: ゴール達成に必要なドメイン知識を持つ。
- **ステークホルダーの確認**: ゴールに関係する関係者を特定する。
- **柔軟なアプローチ**: 手順やプロセスは、状況に応じて調整する柔軟性が求められる。

# このコンテンツの詳細

本コンテンツは、与えられたテーマに対するキュレーション記事を作成するための包括的なフレームワークを提供します。ユーザーがゴールを達成するために必要なドメイン知識、プロセス、ステップを体系的に網羅し、読者がテーマに関する具体的なアクションプランを立てるのを支援します。

# 必要なドメイン知識

ゴール達成に必要なドメイン知識には、以下の項目が含まれます。
- **トピックの概要**: テーマがどのような内容で構成されているか、全体像を把握する。
- **関連する理論・フレームワーク**: テーマを分析・理解するための理論的背景やフレームワークを学ぶ。
- **過去の事例やケーススタディ**: 既存の成功事例や問題点を理解し、参考にする。
- **ステークホルダー分析**: ゴールに関連する利害関係者のニーズや期待を理解する。

# 変数の定義とこのコンテンツのゴール設定

## 変数の定義
- **テーマ**: ユーザーが提示するキュレーション記事の主題。
- **ドメイン知識**: ゴール達成のために必要な専門的な知識。
- **ゴール**: 具体的な成果物を指す。ユーザーが必要とする具体的な目的に向かって明確に設定する。

## このコンテンツのゴール
このコンテンツのゴールは、ユーザーが提示したテーマについて深掘りし、3000文字以上の魅力的なキュレーション記事を作成することです。ユーザーが記事作成に必要な知識やプロセスを理解し、効率的に成果物を生成できるようにすることも含まれます。

# ゴールを達成するためのステップ

1. **テーマの分析**: 主題の範囲を確認し、論点やサブテーマを整理する。
2. **リサーチ計画の策定**: 情報源やリサーチ手法を決め、効率的に情報を収集する。
3. **ドメイン知識の獲得**: 既存の理論やフレームワーク、ケーススタディを学ぶ。
4. **アウトラインの作成**: 全体構成と各章の内容を決定する。
5. **記事の執筆**: 情報を整理し、構成に基づいて執筆する。
6. **レビューと編集**: 内容の一貫性や誤字脱字をチェックし、品質を高める。
7. **フィードバックの反映**: 利害関係者からの意見を反映し、記事の完成度を上げる。

# 手順の実行プロセス

1. **テーマの分析**:
- 主題の範囲を明確にし、関連する論点やサブテーマをリストアップする。
- 優先順位をつけ、主要な論点を絞り込む。

2. **リサーチ計画の策定**:
- 信頼できる情報源(論文、ニュース、専門家の見解など)を特定し、リサーチ手法を計画する。
- 必要なキーワードや検索クエリを洗い出す。

3. **ドメイン知識の獲得**:
- リサーチ計画に基づき、関連する理論やフレームワーク、事例を調査する。
- 情報を整理し、重要なポイントやトレンドを特定する。

4. **アウトラインの作成**:
- ゴールを念頭に置きながら、記事の全体構成を決定する。
- 各章の内容やキーポイントを決める。

5. **記事の執筆**:
- アウトラインに基づいて、各章の文章を執筆する。
- 情報の一貫性や論理のつながりを確認しながら進める。

6. **レビューと編集**:
- 執筆した内容をレビューし、誤字脱字や一貫性のチェックを行う。
- 内容をわかりやすく整理し直し、文章の質を向上させる。

7. **フィードバックの反映**:
- 利害関係者からのフィードバックを取り入れ、記事の内容を修正する。
- 重要な情報を補完し、記事全体の完成度を高める。

# ユーザへの確認事項

記事を作成するにあたって、以下の事項をユーザーに確認します。
1. **テーマの範囲**: 扱うトピックの範囲や深掘りするサブテーマの優先順位。
2. **主要な論点**: 特に重点を置く論点やユーザーが関心を持っている部分。
3. **成果物のフォーマット**: 具体的な成果物のスタイルやフォーマット(文体、構成など)。
4. **関連ステークホルダー**: 利害関係者の特定と、それに合わせた記事の焦点。
5. **フィードバックの頻度**: ユーザーとのフィードバックループの頻度やタイミング。

# 例外処理

記事作成中に発生する可能性のある例外状況と、その対処法を以下に示します。

1. **情報の不足**: 必要なドメイン知識が不足している場合、信頼できる情報源から追加情報を入手する。
2. **構成の不一致**: アウトラインと執筆内容の間に不一致が生じた場合、ゴールに基づいて構成を調整する。
3. **フィードバック不足**: 関係者からのフィードバックがない場合、ユーザーと直接コミュニケーションをとって意見を集める。

# フィードバックループ

記事の完成度を高めるため、ユーザーと定期的にフィードバックループを設けます。以下のポイントを意識し、適切なタイミングでフィードバックを反映します。

1. **中間レビュー**: 記事のアウトラインや主要な論点について、執筆段階で中間レビューを行う。
2. **完成稿レビュー**: 最終的な執筆が完了した段階でユーザーとステークホルダーにレビューを依頼する。
3. **継続的な改善**: レビューで得られた意見をもとに記事の内容を修正し、継続的に改善する。

# 成果物の生成

最終的なキュレーション記事は、ユーザーの要望に沿って以下のように生成されます。

1. **タイトルとリード文**: 読者の興味を引くタイトルと、記事の内容を要約するリード文を作成。
2. **イントロダクション**: 記事全体の目的やゴールを示すイントロダクションを記述。
3. **本文**: 各章の内容をわかりやすく整理し、論理的なフローで情報を提示する。
4. **結論**: 記事全体の要約と、読者にとっての次のステップを示す結論を記述。
5. **参考文献・リソース**: 利用した情報源や関連するリソースをリスト化する。

こうして生成された記事は

、読者にとって価値のある情報を提供し、テーマに関する理解を深めるための実用的なコンテンツとなるでしょう。

最初の成果物。あとで使います。

これでも十分使えるのですが、作成するものによっては何か物足りない時がある。でも何が足りないのかわからない。かつ、なるべく手直しを少なくしたい。
ということで、このアウトプットをタスク分解します。

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14,403字

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