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心も体も温まる!たまにはお茶を淹れてみませんか?

最近急に涼しくなって、温かい飲み物や食べ物が恋しくなりますよね。

寒い季節にゆっくりとお茶を楽しむのは、贅沢なひとときです。

最近では急須を持っていない人が多く、ペットボトルのお茶を飲んでいる方の方が多いのではないでしょうか。

ペットボトルのお茶もおいしいですが、やっぱり葉っぱから淹れるお茶には格別な味わいと香りがあります。

今回は、日本茶を扱っているお店で働いていたことがある私が、それぞれのお茶の葉に合わせたおいしい淹れ方をご紹介したいと思います。

また、急須がなくてもお茶をおいしく淹れる方法や、お茶の効能についても触れていきますので、最後まで読んでみてくださいね!


お茶の葉の種類とおいしい淹れ方

日本のお茶といえば、緑色の煎茶を思い浮かべますよね。

煎茶は蒸し方によって「深蒸し煎茶」「浅蒸し煎茶」があります。

深蒸し煎茶

深蒸し茶で有名なのは静岡のお茶。

茶葉を通常よりも長く蒸しているため、濃い味わいが特徴です。

お湯の温度は70度〜80度がベスト。

沸騰したままの熱いお湯を急須にそのまま入れると、せっかくのお茶の甘みが出ず、渋みのみが強くなり過ぎてしまいます。

熱いお湯を一旦お湯のみに入れるだけでも温度が下がるので、少し冷ましてから急須に入れて約30秒〜1分ほどがおすすめ。

そうすることで、甘みも引き立ちながら濃い味を楽しむことができます。

お茶の葉が細かいので、急須を使うときには茶こしは細かい物を選ぶといいかも。

浅蒸し煎茶

浅蒸し茶で有名なのは、京都の宇治茶。

すっきりとした渋みと旨味のバランスが魅力ですよね。

ただ、宇治煎茶をおいしく淹れるためには、温度や時間に気をつける必要があります。

お湯の温度は、少しぬるめの70度で淹れることで、旨味が引き立ち、渋みが抑えられます。

宇治煎茶を淹れるときは、くれぐれも熱いお湯を注がないように注意してくださいね!


また、お茶の産地によって味や香りが異なります。

ほんのり甘く、やさしい味わいが好きな方は福岡の八女茶がおすすめです。

少し低めの温度でゆっくり蒸らすことで、上品な甘みと香りが強くなります。


ここまで読んで、「ゆっくり冷ましている時間なんてないわよ!」と思った方におすすめのお茶もありますのでご安心ください。

玄米茶やほうじ茶は、沸騰したままの熱いお湯を入れた方がおいしくいただけます。

お茶の苦味のもとになるカフェインは、高温で抽出されやすい成分。

しかしほうじ茶はカフェインが少ないため、高温で入れても苦味が出にくく、ほうじ茶特有の香ばしい香りが楽しめます。

長時間蒸らすと渋みが出てしまうので、30秒を目安に淹れることをおすすめします。

また、玄米茶も熱いお湯を入れて30秒を目安に入れると、香ばしい香りが広がりますよ!


お茶の葉の種類は、玉露や抹茶、番茶や茎茶、粉茶や芽茶などまだまだたくさんありますので、お好みの茶葉を見つけてみてくださいね。




急須がなくてもお茶は楽しめる!

私がお茶を扱うお店で働いていたとき、スタッフも含めお客様も急須を持っていない人が多かったですね。

でも大丈夫!

急須がない場合でも、お茶の葉を楽しむことができますので、手軽にお茶を入れる方法をいくつかご紹介します。


・ティーバッグを使う

最近では高品質な茶葉を使ったティーバッグも多く、湯のみやカップにそのまま入れて、お湯を注ぐだけで本格的な味を楽しめます。

私が働いていたお店では、袋に入った茶葉と同じ茶葉を使ったティーバッグを販売していたので、手軽においしいお茶を飲むことができると大人気でした。

スーパーでも、煎茶やほうじ茶、玄米茶など手軽に飲めるティーバッグも売っているので、ぜひ試してみてください。


・茶こしを使う

普通の茶こしがあれば、カップにセットして茶葉を入れ、お湯を通すだけで十分おいしいお茶を淹れることができます。

後片付けも簡単なので、こちらもおすすめです。


・水筒での水出し

水筒や麦茶などを作る冷水筒にお茶の葉を入れて、水でじっくり抽出することでまろやかで渋みの少ないお茶を淹れることができます。

100円ショップなどに売っているお茶パックを使うと、後片付けも楽ですよ!

夜に仕込んでおくと、翌朝にはおいしい水出し茶が完成しています。

これからの季節は暖かいお茶を飲みたくなりますが、私はこのような形で水出し茶を作っています。

ペットボトルのお茶もおいしいですが、自分で淹れる冷たいお茶は香りが全然違いますよ!


ペットボトルのお茶との違い

ペットボトルのお茶も手軽で便利ですが、どうしても香りや旨味が薄く感じられます。

お茶の葉から入れると、そのフレッシュな香りと味わいの違いに驚くはずです。

お茶の葉は、開封した瞬間に豊かな香りが広がり、味わい深い一杯が楽しめます。

また、ペットボトルのお茶には保存料や添加物が入っていることがあり、純粋なお茶の風味とは異なります。


お茶の効能と栄養素

お茶には多くの健康効果が期待できます。

例えば、緑茶にはカテキンという成分が含まれていて、これには強い抗酸化作用があり、免疫力を高める効果が期待されています。

また、ビタミンCやEも豊富で、美肌や疲労回復に役立つとも言われています。

さらに、緑茶にはリラックス効果のあるテアニンという成分も含まれているため、ストレスを感じた時に飲むと心が落ち着きます。

これからの季節、仕事で疲れた時には、ゆっくりと温かいお茶を楽しむことで、体も心もほっこり温まりますよ!


最後に

お茶の葉から淹れる一杯には、香りや味わいだけでなく、そのプロセス自体が贅沢な時間を提供してくれます。

急須がなくても、ティーバッグや茶こしを使ってお茶は楽しめますので、この秋冬はぜひお茶の葉からお茶を淹れて、心温まるひとときを過ごしてみてください。



最後まで読んでいただきありがとうございました。


ちなみに私は静岡の深蒸し茶が大好きです!


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