未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし
この記事の目的
この記事では、自律的に生きる女性へおすすめしたい本『未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし』についてご紹介します。
著者について
『未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし』の著者は、シニアブロガーのりっつんさんです。有名ブロガーのこびと株さんのお母様でもあります。
「未亡人」のタイトルどおり、30代でご主人を亡くされました。その後、おひとりで当時小学生のお子さん2人を育てています。
りっつんさんのすごいところは、チャレンジ精神と継続力です。
ブログを始めたのは、なんと59歳。
何かにチャレンジするのに年齢は関係ない、やるか、やらないかは、その人次第だ、ということを教えてくれるエピソードでした。
また、ブログを毎日更新し続け、約3年間で1300もの記事を書いておられます。りっつんさんは自営でお仕事もされているため、これは本当に尊敬します。
この本からの学び
私にとって、本書がなぜ良かったのかというと、「文章を書くって素晴らしい!」と思えたからです。
りっつんさんの文章は、とても分かりやすく、内容がスルスルと頭に入ってきます。
りっつんさんは、文章を書くことがお好きだったようで、もともと書く力に長けていたのかもしれません。
しかし、何気ない日常から、いろいろな気付きを得る感受性、それらをきちんと言語化する力は、記事を書き続けた効能ではないか、と思うのです。
また、本書には、62歳のりっつんさんの人生の知恵が詰まっています。
「人はいつか死ぬ」ことを念頭に置きながら、今を幸福に生きるりっつんさん。彼女の感性はとても若々しく、私と同世代の30代・40代の方にも共感できる内容がとても多いです。
自分にとっての幸せとは何か、そのために今どう生きるか、を考えるヒントとして、多くの人におすすめしたい本です。