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いつからBL好きなんだっけ?

 こんにちは、狐花真凪(こはなまな)です。
 二次創作から入って、最近は一次創作としてBL小説を書き始めた者です。

 さて、もうすっかりBL書きになっている私なわけだけど、はていつからBL沼にいるんだっけと考えてみる。

 ……と、考えを巡らせる前に、大前提がある。
 私はそもそも、BLどうこう以前にTL(+少女漫画)が読めない。小説も漫画もだ。
 言葉を選ばずに書いてしまうが、男性と女性がまぐわっている様がとにかく悪寒が走ってしまって駄目だ。ついでに実はただの恋愛描写自体も苦手だったりする。
 ただ、所謂男性向け同人の「とにかくヤっちゃうぜ!」みたいな描写は平気である。ちなみに百合モノもいける。

 という大前提を念頭に、少女時代を思い返してみる。

 セーラームーンはリアタイしてたし、なかよし派だったし、お人形遊びだってしていたごく普通の少女だった。
 と言いたいところなのだが、深堀りしていくとどうも様子がおかしい事にも気が付く。
 なかよしを読んでいたといっても、読んでいたのはセーラームーンとレイアース、あとはマイナーなところではあるが「くるみと七人のこびとたち」という漫画だけで、他の恋愛漫画は一切読んでなかった。冒頭でも書いた通り、TLが読めないからだ。
 セーラームーンを読んでいた時も、まもちゃんとうさぎの恋愛描写は邪魔に感じていたし、レイアースも全キャラ誰かしら男性キャラとくっつくだなんだしてるのには違和感を覚えていた。
 とにかく戦っててほしかったのだ。ファンタジー世界で冒険する主人公達を見たかった。

 そしてもう一つ「くるみと七人のこびとたち」についてだ。これが結構クリティカルな作品かもしれない。
 タイトルからある程度察することが出来るかもしれないが、この漫画は童話がモチーフになっている。
 主人公のくるみが、童話の世界に入り込んでしまい、白雪姫の王子と旅をしながらこの世界の問題を解決していくというストーリーだ。作品内では色々な童話が出てくるのだが、いくつかあるエピソードの中で鮮烈に覚えているシーンがある。
 白雪姫の王子と、いばら姫の王子が共闘するシーンだ。
 そのシーンの一コマの絵柄は鮮明に思い出せる。コミックスを買って何度も読み直している。そのシーンばかり。
 おそらくこれだ。これがBL好きの片鱗が見えてくるエピソードだ。
 他にも敵から見ると脅威なのは戦闘ができる王子たちの方なので、王子たちが割とよく拘束されたり痛手を負ったりするのだが、これが、とてもイイ。

 ちなみにこの漫画の作者が描いた作品で「聖ルームメイト」という作品がある。実はこれもまたすごい漫画だ。
 全寮制の学校に入った主人公のルームメイトは、ボーイッシュな女の子。
 しかし、実はそのルームメイトは、らんま1/2のごとくあるきっかけで性別が変わってしまうという特異体質の宇宙人だった……というSF寄りな話だ。
 ボーイッシュなだけあって、メンタルは男性寄りなのだ、このルームメイト。そんな二人に少女漫画という舞台で何が起きるかと言ったら、当然恋愛だ。
 ボーイッシュな女の子とだ。
 これは大興奮である。

 いやなにが大興奮か。

 つまり、根っからなのである。
 BLだ百合だが好きなのは、根っからなのだ。

 もっと遡って漫画を読み始める前の女児時代を思い起こしてみても一緒だ。
 水戸黄門ではすけさん・かくさんが並んでいるのが好きだったし、メイプルタウンという女児向けアニメでは、主人公と友達女の子が第一話で強盗に捕まり拘束されるも、二人で頑張る姿が好きだった。

 やはり根っからそういう気質の様だ。ついでに、そこにはバトル要素も欲しい。セーラームーンやレイアース、くるみと七人を好んで読んでいたのはバトル要素、特にファンタジー世界のバトル要素だ。
 少年か?

 ちなみに、なかよしを読まなくなった後は「少年ガンガン」に移行している。
 少年だ。

 ちなみにTLがダメな理由は、ジェンダー的な話に起因してくるところがあるので今回は割愛しようと思う。
 書く機会があるかは判らないが。

 そういった趣味趣向を、どうも物心ついた頃から持ち合わせていたらしい私が、BL書きになったのは結局は必然なのだろう。

 ちなみに「いつからBL好きなんだっけ?」という問いに対しては上記の答えになるが、「いつからBL沼にいるんだっけ」には別の答えがある。これははっきり覚えている。

 小学生の頃からの友人に、中学の時に見せられた同人誌だ。

 詳細なジャンルとカプは伏せるが、有名なRPGの男キャラ二人だ。盗賊キャラが受けなところがとても良いのだ。
 以降、はっきりと盗賊キャラが好きな私である。ゲームで盗賊という職業があると、どんなに弱くても必ず採用してしまうくらいには好きだ。

 ちなみに忍者にはレーダーが反応しない。嫌いなわけではなく、萌えレーダーが反応しないのだ。
 忍者同士とか、シナリオ上におけるキャラの人間性で萌えることはあるが、忍者というファンタジー的な中での職業というカテゴリでは、萌えレーダーが反応しないというだけ。
 盗賊キャラ好きなの!? じゃあおすすめの忍者物あるんだけど!と言われると困ってしまうのだ。
 ちがう、そうじゃない……。そういう意味では和風の世界観だと忍者よりも流浪人が好きだ。

 これについてはお察しの通り複雑かつ、無駄に長い語りになりそうなのでこの辺でやめておく。

 と、こうしてとりとめもなくだらだら趣味趣向を書き綴るのは楽しい。とても穏やかな思考の時間。
 またこうしてだらだら何か書いていくと思いますので、どうぞよしなに。

 まあ書いてる内容はちょっとアレだけどね。

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