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撫でてもらうの 週末 だから

失礼だと感じるハードルの高さや基準は人それぞれで、それがわかっていてもモヤッとすることがたまにある。顔の見えない相手ならなおさらに。

職場などの実生活では、今は人に恵まれているようでお互いに自然な気遣いの中、気持ちよく働いている。何より信頼できるのは、職場内で誰かの悪口や愚痴を言わないこと。噂話をしないこと。笑顔で挨拶すること。この大人の対応だけで同僚、上司に好意と信頼が持てる。

というわけでモヤッとするのは大抵SNSによるものが多い。腹を立てるほどではないけれど、小さなため息をつきたくなるような、そんな感じ。

例えば誰かが私へリプを送ってくれる。仕事中は携帯を開けないので、昼休みや夕方に返信をしようと通知を見ると、知らない人が私へのリプに先にいいねをしている。公開とはいえ、勝手に手紙を開けられて読まれた気分になるのはなぜだろう。これにも通知来るんですよ、来なくていいのにね。

以前FFさんの美しい花の写真に見とれていいねしたところ、どうもそれが誰かへの返信だったらしく「私への返信になぜあなたが先にいいねしてくるんですか⁉︎」と@ツイートで厳しく叱られた。なるほどね、意図せずうっかりこういうこともあるんだなと、その時は「気づかず失礼しました」と冷や汗ものの平謝り。

でも、ある方からは「返信でもどんどんいいねしてね〜とても嬉しいから」と笑顔マークで言われ、ほほぉぉ〜と。
人によってこうも受け取り方が違うのかと感心したが、私はもれなく前者に入る。たぶん、その人との関係にもよるのかもしれない。

どうしても他者へ向けた返信にいいね押さずにいられない?場合は(そんな状況めったにないと思うが)、両者にいいねする。ツイートした方にも返信した方にも。でもできれば人への返信はそっとしておくに限ると思う。ましてや他人への返信をリツイートするなんていうのは論外中も論外。1発アウトでブロックされてもしかたないほど失礼だと思う。

もう一つ最近モヤッとしたのは、かなり前のツイートにだけいいねしてくる人。いつのものでもそれはありがたく嬉しいのだけれど、お礼に伺うとその本の感想をツイートしている。なるほど、本の感想を辿っていたのねとお返しするのだけれど、毎回その人に同じことをされると私はなんだか微妙な気がしてくるのだ。この微妙な気持ち、わかって頂けるだろうか。

だから私はお返しをするときに、できるだけその人の最新のツイートにまず反応する。そうした上で過去のツイートにいいねする。

5回目というのが多いのか少ないのかわからないが、私の中では失礼な人印がポンと軽快に押される。

まぁ心の狭いあれこれを週末のんびりとnoteに吐露するのも心のリフレッシュになるわけで...。

またこれは他のフォロワー様と、たまに話題になるのだけれど、ツイートを2つ並べたときに両方いいねしてくれる人からは愛を感じるよねという話。それは理屈抜きで私もそう感じるし、いつもそうしてくれる人は決まっていて、ずっと大切にしていきたいと心の底から思う。私ももちろんそうするようにしている。

とても単純なことなんだけれど、人間関係って好意には好意が返ってくるという実にシンプルなものなのかもしれない。

だから当然その逆もありえるわけで、SNSは本当に人間関係の縮図のような場所なのだ。

「人間って大変なのよ〜」とソファに寝そべる猫を撫でながら話しかけると、彼は平和なあくびを一つして ぐうぅっと伸びをした。


〜♬ 君がもし捨て猫だったら
      この腕の中で抱きしめるよ
  ケガしてるならその傷拭うし
  精一杯の温もりをあげる

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