保湿剤、どう塗りますか?
おくすりクイズ
保湿剤の塗り方はどうしたら良いでしょうか?
よくすり込んで塗った方が良いでしょうか?
答えは、
刷り込むのではなく、優しく塗り広げるようにつけましょう。
しっかりこすって、すりこむように塗るのは、実は良いことではありません。
刷り込むのではなく、優しく塗り広げるように、ぬりましょう。
<なぜなら?>
皮膚には細かい溝があります。
すり込んで塗ると、谷の部分にだけ薬を塗って、山の部分は薬をこすり落としてしまいます。
たっぷりの量を、優しく塗り広げることで、まんべんなく塗ることができます。
こまめに塗ることも大切です。
保湿剤の塗り方
1. 塗る前に、手を洗いましょう(手についたバイ菌が薬のチューブにつかないように)
2. 必要量を手に取って、塗り広げましょう
* 塗る時は、皮膚の向きに沿って塗ると、塗りやすいです(矢印)
3 塗った後に、テカテカするくらい(ティッシュペーパー1枚が付くくらい)に塗りましょう
塗る量の目安
FTU(フィンガーチップユニット)という考え方があります。
5 mm の口径の軟膏を、人差し指の第一関節の長さに出した量=1 FTU
この量を、およそ大人の手のひら2枚分の広さに塗ると適量です。
ただし、消炎鎮痛薬の塗り薬の場合は、マッサージ効果も期待して、こすりすぎない程度に、すり込む方が、薬が浸透してよく効くとも言われていますので、そのような説明がされると思います。
説明の通りに、使用してください。
こはく堂薬局は、皆様の健康づくりをお手伝いします。
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