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誰しもが平等に持つ時間というリソース

こんにちは、Mulanです。
フリーのキャリアコンサルタントで、学生や社会人のキャリア支援をしたり
時々、講師として研修をしたりしています。

さて、今日のタイトル「誰しもが平等に持つ時間というリソース」

先日のちきりんさんのVoicy「自分のリソースを何に使うかが、どんな人生になるかを決めるもっとも重要な判断」がとっても心に響いたので、そのことについて今日は書いてみたいと思います。

人生において、判断(決断)をしなければならないことは沢山あります。
どの学校を選ぶのか?やどんな仕事に就くのか?どこに住むのか?どんな
パートナーを選ぶのか?といった比較的大きな内容から、今日のランチは何を食べよう?明日は何を着ていこうなど、日々の暮らしの中での小さなことまで、本当に様々な判断を行いながら過ごしています。

ちきりんさんは、こうした様々な判断の中で「自分のリソースを何に使うのかが最も重要な判断ではないか?」そして、この判断によって、自分の人生は様々に変わるのではと話されています。

例えば、お金持ちが持っているお金を何に使うのか。それはその人それぞれで違います。自分の事業に投資する人もいる。美術品のコレクションに使う人もいるし、教育への投資として学校などを作る人もいる。それぞれの使い道によって、それぞれの人生は変わります。

芸術面での才能を持った人がいるとします。自分の才能を信じてプロを目指し、自分の作品を発信し、チャンスを掴む人がいる。一方で、才能があっても「仕事にはしたくない」と趣味として楽しむことを選ぶ人もいるでしょう

こんな風に同じものを持っていても、その使い方によって、その人の人生はまったく違うものになります。そして、それは自分だけのために使われる場合もあるし、他者に対して良い影響を与えることもあるでしょう。

そして、ここからが今日の本題。私がちきりんさんの今回のお話の中で、
一番考えさせられたことが「時間」というリソースの使い方です。

人が持つリソースの中で、お金や才能は、持てる人と持てない人がいるけれど「時間」は全ての人に平等に与えられたリソースです。
1日24時間、1年365日。誰にも平等に与えられています。そして、この平等に与えられたものをどのように使うかによって、その人の人生は大きく変わります。

ただし、私が思うに、ここで大切なのは「効率よく」とか「時間を有効に」とかっていうことではないのかな?と思うのです。
確かに時間は有効に使った方が良いとは思います。でも、本当に大切なのはそれぞれの人が自分の価値観に沿って「自分が納得できる人生を送ることができる時間の使い方をする」ことだと思います。

他者から見れば無駄に時間を使っているように見えたとしても、その時間の使い方を好ましく感じ、その結果納得感のある人生を過ごせていればよいと思います。

さて、そんなことを言っている私。
このnoteでも折に触れ書いておりますが、今年還暦60歳です。
果たして、自分の持てる時間を納得のいく使い方ができているのか?

ちきりんさんも話されていましたが、時間ってお金みたいに可視化できないので「あ~もう1年も半分過ぎちゃった・・・」みたいな感じで、うかうかしていると、あっと言う間に過ぎていきます。

私自身は、今自分の時間の殆どを”仕事”に費やしています。
毎年、わずかながらも新しいことにチャレンジさせてもらっているし、
新たなお仕事のオファーもいただける現状はありがたいです。
ただ、これは私自身の問題ですが、仕事を引き受ける際に、相手からの期待を感じると断り切れないところがあります。
それが、やりたい仕事であれば良いのですが、多少気が進まなくても、頼まれると嫌と言えない(単に相手の評価を気にしているだけ)

でも、時間は有限!
これからは、自分の気持ちに正直に、やりたいこと、自分の幸せ、同時に他者もわずかでも幸せにできることに、時間と、自分が持つリソース(強み)を使っていこうと思います。それこそが「時間を無駄にしない」こと。

年の後半に入るこのタイミングでこうした気づきを与えてくれた、ちきりんさんに感謝です!
そして、ここから何をしていくのか?頭の中に思い浮かぶことはいくつかあるので、それを現実化していくために「時間」を上手に使いたいと思います



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