「いつのまにか巻き込まれるよ」
こんにちは、Mulanです。
フリーのキャリアコンサルタントで、学生や社会人のキャリア支援をしたり
時々、講師として研修をしたりしています。
さて、今日のタイトル「いつのまにか巻き込まれるよ」
なんか妙なタイトルですが、これ私がある方から言われた言葉なんです。
1か月ほど前に、その方からお仕事のオファーをいただいたんです。
やってみたい仕事だったんだけれど、他の仕事でちょっと手一杯で残念ながらお断りしました。その方は、私にとって、対人支援の仕事、講師の仕事において、師匠ともいえる方でとっても尊敬しています。
で、先日別の仕事でお目にかかる機会があって「この間はせっかくお声がけいただいたのに、申し訳ありません」とお詫びし、現在の仕事の状況を少しお話ししたところ「いえいえ、気にしないで。一緒にお仕事できたらいいなぁと思ってお声がけしただけなので、また何かあればお声がけしますね」と言ってくださいました。で、その流れで今やっている仕事のことを少しお話したところ「そのお仕事ってホントにMulanさんがやりたいこと?」と尋ねられました。
さすが師匠!そうなんです。今している仕事の中には、頼まれて断り切れず・・・の仕事もあって、またそれが結構時間をとっていて、何となく最近モヤモヤしていたところだったんです。
「Mulanさんならできる仕事だし、だから相手も頼んでるんだけど、自分のやりたいことを明確にしておかないと、いつのまにか意図しないところに
巻き込まれてしまうよ。時間は有限。自分の気持ち、考えを整理しておいたほうがいいかもね」
そうなんです。私は自分で言うのも憚られるのですが、引き受けた仕事は
それが未経験の仕事であっても、相手の要望に応えて仕事をこなしてしまうところがあります。そこは軽々ではないのですが、どうやら周囲には軽々とやっているように見えるようです。なので、色々と頼まれごとは多いです。
もちろん、絶対にできないものは引き受けはしませんが、まぁちょっと頑張ればできるか・・・と思えるものは引き受けることもしばしば。
なんでも経験にはなるし、無駄にはならないのですが、ただ師匠が仰るとおり、時間は有限。今年60歳を迎えて、これまでの時間よりも、ここからの時間の方が短いのは確実。なおかつ、健康で思うように動ける時間はさらに短い。
対人支援の仕事を選んでいる自分だから、もちろん「人のために」という気持ちは仕事における基本スタンスだけれど、いや、人のために良い仕事がしたいなら、まず「自分のため」が大切。自分がやりたいことをやれているからこそ、相手に対してもよい影響を与えることができるはず。
前回の投稿でも書いた「なりたい自分」やっぱりここに繋がる。仕事選びもというか、仕事選びこそが「なりたい自分」になるために一番大切なこと。
さて、仕事もちょっと落ち着いているので「自分のこと」きちんと考える時間をつくろう。
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