席の譲り方でわかるあなたの性格
突然ですが、あなたは電車の席を譲る人ですか?
最近、優先席に当たり前のように座ってる人が増えましたね。
内部疾患の人が一気に増えたわけじゃないでしょうから、コロナ禍でソーシャルディスタンスが騒がれて、それまで「聖域」だった優先席に座りやすくなったんだと思います。
私は「優先席は障害者や高齢者、妊婦のための席」だと思ってるので、何で当たり前のように座ってんだ?と思いますね。
障害者や高齢者、妊婦が頭下げて譲ってもらうなんておかしな話。
健常者が彼らの権利を奪ってるのです。
日本も貧しい国になりました😓
さて、あなたは電車の席(特に優先席ではない席の場合)をどのように譲りますか?
A.「どうぞ」と言って譲る
B.何も言わずに席を立ち、別の場所へ行く
大きくはこの2パターンかと思います。
私はAですが、Bの人も結構いますね。
私の見解では、これは「譲ってる」とはあまり思えないんですよね。
コミュニケーションが発生してないですから。
座る機会を提供した、くらいには言えるかもしれません。
黙って席を立ってどこかへ行くのはなんかよそよそしい感じがして嫌なのですが、彼らにも言い分はありそうです。
「譲っても断る人がいるじゃないか!」
そうなのです。私も先日朝の通勤電車で2人連続席を譲ろうとして断られました。2人目は杖ついてたんですけどね😅
どうせ空いてたら座るんだろ?😅
「空いてたら座るけど、譲られるのはなんか嫌」という心理なのかもしれません。
相手が譲る譲らないを考えて行動するのがめんどくさいから、黙って席を立つ人もいそうです。
譲ろうとして断られてまた座るのがかっこわるいと感じる方もいるでしょう(私はだいたい平気ですが、2人連続のときはさすがに……😅)。
「どうぞ」と声をかけることでかえって相手に座りづらい感情が生じるのなら、黙って席を立つ方がスマートかもしれない。
ですが、「どうぞ」には「席を譲る」以外のメッセージも込められていると思うのです。
妊婦さんなら「大変ですね」、老人なら「立ってるのしんどくないですか?」といった労りのメッセージも含まれているのです。
だから、私はめんどくさくても声をかけるようにしています。
最近の都会人は、街中で知らない人に話しかける人がすごく減ってしまったように思います。
スマホに夢中な人ばかりです。公共の場でも、どっぷり「私」の空間にこもっている。
気持ち悪いです(まあ私もスマホは見ますが😅)。
コンサートマナーの低下も、スマホやワイヤレスイヤホンの発達とリンクしてると私は勝手に思ってます。
公共の場にいる他人への想像力が持てない人が増えてきたように感じます。
携帯のなかったころは、電車の中で新聞や文庫本を読んでる人が今より多かったです。
新聞や文庫本は外の世界のものですから、プライベートアイテムのスマホに熱中してるのとはまったく違います。
街中で見知らぬ人に声をかけるハードルが以前より上がってないでしょうか?
先日、私は大きな公園に行ったら入口がわからなくて(歩いても歩いてもフェンスで覆われてました)、向かいから来たおばちゃんに思わず道を尋ねました😅
久しぶりに人に道を聞きました(普段はGoogle mapです😅)。
「おばちゃん」という生き物は隙があるというのか、どこか話しかけやすい雰囲気があるのですよね。
私は生真面目に見られがちで、油断してると眉間に皺が寄って怖い顔になってるそうなので😂、おばちゃんみたいに隙のある雰囲気を身につけたいものです笑