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#33 ゼロか100か、な生き方

タイトル通り僕はとても極端な性格をしている。興味のないことは言葉通り眼中にないし、触れたくもないくらいだ。

子どもの頃から勉強がとても嫌いだ。どの科目も全くといっていいほど興味がない。なのに親や先生から”やりなさい”と押し付けられるのが嫌で嫌で仕方なかった。勉強が好きな子は稀かもしれないけど、発狂しそうなくらい拒否反応を示していた。もちろん将来のためとか勉強しておいて損はない事は当時からよく分かっていたつもり。だから自分の中の最低限のラインはこなす様にはしていた。

一方で好きなことへの探究心は中々のものだ。当時ハマっていたアニメやカードゲームなど細かな設定だったり裏話まで読み漁るのが好きだった。大人になってからは洋服に興味を持ったが、それも人並み以上に知識はあると思う。もちろん上には上がいるけど。とにかく好きなものへの熱量は惜しまないタイプだった。

この特性は大人になってからも変わらない。
僕は仕事をやり甲斐とか、好きなことで選んだ訳じゃない。だから業界のニュースとか業務の中でも今の自分にまだ求められていない領域についてはあんまり関心がない。というか全然頭に入らない。

昨今、資産運用とか金融商品の何たらとかテレビやネットでも目にする機会が増えた。職場の周りでもやっている人がいて、上司からも勧められることがある。でもやってないし、今のところ始める予定もない。なぜなら興味がないから。上司であろうと先輩であろうと興味のない話は露骨に態度に出てしまう。これは本当に良くない。でも熱量って捏造出来ない。別に無理強いされてる訳じゃないってのもあるけど、強制された所で多分やらない。というか出来ない。

将来のため〜とか、身に付けておくと損はないから〜とか。頭ではよく分かってるし、きっとその方が得する可能性が高いのも分かる。でも興味が出ないんだ。楽しくない事に、やりたくもない事に時間や労力を注ぐのが死ぬほど嫌だ。幼稚だと言われればその通り。分かっていても出来ない自分に呆れてしまう。

もう少し器用に生きれたらいいなと思うけど、もうすぐ28歳。多分変わんないんだろうね。多分アレもこれもそこそこにこなすってのが僕は出来ないんだと思う。だからこそ自分が本当に大切にしたいものくらいは人並み以上に大切に出来たらいいなって思う。

それが何かは分からない。
見つかるかもまだ分からない。

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