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「ミス東スポ」グランプリ受賞ライターが語る!芸能人やその卵にライター業をオススメしたい3つの理由【かくしごとの仲間のnote②】

皆さん、はじめまして。渡辺ありさと申します。

黄さんが代表を務めるクリエイティブエージェンシー「かくしごと」と業務提携をさせていただいております、東京都在住27歳女性ライターです。昨年7月、新卒から勤めていたサイバーエージェントグループのPR会社を退職し、現在はフリーランスで活動しています。

かくしごとでは、『週刊プレイボーイ』をはじめとするメディアでの取材・執筆から、タレントさんをキャスティングするPRイベントの企画・進行まで、様々なお仕事をしています。

あと、実は10代の頃からタレント活動をしておりまして、昨年12月、ミス東スポ2022グランプリに選出いただきました。なので、「タレント兼ライター」という肩書きを名乗ることが多いです。恐縮です。(詳しいプロフィールや、芸歴・執筆歴などは、TwitternoteWikipediaなどをご覧ください。)

さて。今回書かせていただくテーマは、「タレント活動とライター業を同時進行するメリット」です。

私と同じように、タレント活動を続けながら「他のお仕事にも挑戦してみたい」と考えている方に、ゆるい気持ちでお読みいただけますと幸いです。

■芸能活動とライター業を両立する3つのメリット

「芸能」一本で生計を立てられるほど売れてないですし、「ライター」として世の中を渡り歩くには経験値が低すぎる私ですが、この2つを両立することにより、なんとか渡辺ありさの生活は成り立っています。そんな私が、タレントとライターの二足の草鞋を履くメリットについて考えてみました。

①労働時間も収入も、自分次第!

芸能をやっている人が口をそろえて語る悩み。それは「就職もバイトもできない」です。芸能のオーディションや仕事って本当に突然入るので、なるべく毎日のスケジュールを開けておかなければならない。でも、働かなければ生活ができない…。

ですが、フリーライターのお仕事は、締切を守りさえすれば、自分でスケジュールを組み立てられる部分が多いので、かなり自由度が高いです。

また、他のフリーランス事業に代表される「デザイナー」や「エンジニア」などと異なり、「ライター」は良くも悪くも誰でもチャレンジしやすい仕事。もちろん、だからこそ競争が激しく、修行が必要なスキルもあり、難しい面もありますが、顔出しでのレポート企画、芸能活動で得た人脈を活かしたインタビュー企画など、独自の立場を活かすことで、価値を発揮し、うまくいけば高収入を得られる可能性があります。

②「芸能×ライター」の相互作用で成果が上がる

私のようなレベルでは、タレント業はもちろん、ライター業も、自ら仕事を取りに行かないと案件が回ってきません。そこで、タレント業のオーディションや顔見せ、番組出演などの際は「ライター業」を、ライター業の打ち合わせ、取材などの際は「タレント業」を、あえてアピールするようにしています(笑)。

たとえば、ミス東スポ2022候補生の記者発表で、私は「ライターのお仕事をください!」としきりにアピールしていました。結果として、その発言をピックアップした記事がメディアに掲載され、様々な方に興味を持っていただくきっかけとなりました。また、その記者会見の取材に来られていた編集者さんに興味を持っていただき、現在も定期的に執筆を行っているメディアもあったり。

さらに、メディアの編集部の方との打ち合わせ中は、芸能活動でのエピソードを積極的に話しながらブレストし、「じゃあ、それ書いてみよう」という流れになることも少なくありません。

一見すると全く違う業種ですが、意外にも相互作用が働いているのを感じます。

③どちらかがうまくいかなくても「ま、いっか」という気持ちになれる

ブランクもありますが、私は今年で芸歴16年目に突入します。これまでの16年間、どこを切り取っても一瞬たりとも売れてない私が(笑)、ここまで芸能を続けて来られた理由。それは、「辞めなかったから」です。

「当たり前だろ!」と思われるかもしれませんが、「芸能は続けるのも才能のうち」と仰っていた大物芸能人もいたくらい、継続が難しい業界なのです。引退の理由はさまざまですが、あえてネガティブなものを例に挙げると「活動の限界を感じた」とか「情熱を失くしてしまった」とか、このあたりが多いように感じます。

私も、16年間芸能一本で活動していたら、どこかで心が折れていたかもしれません。でも、私は学業や資格取得にもそれなりに力を入れて取り組んでいましたし、今はこうしてライター業も頑張らせていただいています。「芸能がダメでも、私には○○があるしな」という逃げ道を常に用意してきました。いつも、何かしら保険をかけながら生きてきたわけです。まあ、芸能に対してストイックにコミットできなかったから売れなかったのかもしれませんが(笑)。

逆に、何度修正を出しても編集部に納得してもらえる文章に仕上がらなかったとき。自分の不甲斐なさに猛省しつつも「ま、私タレントだし。ミス東スポだし。いっか!」と、心の中で大いに開き直っています。いや、もちろんOKをいただけるまで何度でも書き直しますし、お手間をかけてしまって本当に申し訳ないと思ってるんですけど…! ダウナーに入らないよう、「別の職業の自分」を盾にメンタルを整えているのです。私って小さいヤツなんですよ、ほんと(笑)。

■最後に

以上のことから、私にとってはタレント業もライター業も、どちらもなくてはならないものだとお分かりいただけたかと思います。「両立は大変でしょ?」とか「芸能で売れたらライター辞めるんでしょ?」とか言われることもあるんですけど、どちらかがすごく軌道に乗ったとしても、当分はどちらも辞めることはないと思います。

これからはもっとどちらの実力もつけて「タレント兼ライター」だからこそできる私なりの発信をしていきたいと考えています。これからもいろんなものに目移りしながら、私らしく、無理のない範囲で頑張りたいです。

黄さん、これからもよろしくお願いいたします!

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