大人がひとりで青春18きっぷで出雲大社に行ったら最高だった話
去年の2023年9月、前から一度やってみたかった「青春18きっぷの旅」を突発的にやりました。
「青春18きっぷ」、実は18歳以上でも買えるんですよね。
熊本→島根を往復するルートを行ってみたんですが、色々よすぎました…
「移動」そのものが目的の旅
目的地をはっきり決めない、移動そのものが目的の旅。
そういうのって久しぶりだった気がします。
2022年は、強いテーマや目的があり、下調べも完璧な(仕事も含めた)旅が多かったので。
久々の「純粋で気楽な旅」な気がするなと。
移動中ってやっぱりソワソワしがちなんですが、
今回は「電車に乗っている時間そのもの」がすでにメインディッシュ。
制限時間こそあれ、目的地ありきの旅よりも心地よく感じました。
今回の旅の目標
今回の目標は
・ボーッとしながら音楽をたくさん聴く。
・本をよく読む
だったんですが、完全に達成。
電車から日本海を眺めると、やっぱり気分が最高に良かったです。
途中、電車が大雨で止まっていたりして、
しかしそのおかげで(行くつもりのなかった)萩に行ったり、
そこで素敵な古民家宿に泊まったりと、トラブルも楽しめる内容でした。
旅に合う音楽
音楽は、
70年代のソウル→Stray Cats(天気のいいビーチを見ると聞きたくなる)→Jackson 5(マイケルやっぱ歌うめぇ)とかを列車にゆられながら聞きまくってたんですが、
なんと言っても列車に揺られて日本海を眺めながら聞く「いい日旅立ち」が最高すぎました。
日本人のみが理解しうる旅情。日本海とこの曲の組み合わせでしか得られない栄養w
下手なライブとかよりも贅沢な音楽体験だよなと。
山口百恵verしか聞いたことなかったけど、チンペーさんverもいいっすね。
島根は蕎麦と日本酒
初めての島根では、出雲蕎麦を複数のお店で食べ比べました。
出雲蕎麦は、コシも風味も強め。薬味を乗せてつゆをかけて食べるタイプのやつ。
日本酒も必ず頼んで飲み比べ。ご機嫌。
「昼から蕎麦と日本酒をキメる」ってベタだけどやっぱりいいよね。
やっぱり、日本酒は日本の魚や野菜と合いますね。漬物だけでもずっと飲めるくらい。
居酒屋に貼ってあった島根日本酒マップで、酒造の多さにびっくり。
島根は、神と酒の地なんだなと。
こういう「日本再発見の旅」って最高すよね。
島根美術館や宍道湖など美しい景色を堪能して玉造温泉にも入ったり。
出雲大社にも行ってみたよ
最終目的地は出雲大社に。
デカい神社なんだけどやっぱり綺麗でパワーを感じました。
どうせなら「神在月」にもまた訪れたい。
参拝後は、タモリさんも来たことがあるお店で蕎麦と日本酒。
出雲大社そばで、出雲大社の御神酒「やちほこ」を飲む貴重体験。
旅の後半の音楽は、トラベラーズとかのBebop系ジャズに始まり、その後はトレイシー・チャップマンのしんみりした曲を聞いてました。
「Fast Car」が一番好き。イントロと歌詞が良すぎる。
下関でフグをキメる
島根の後は下関。
夜は海鮮丼とふぐヒレ酒、スーパーでおつまみと日本酒買って、ホテルのデカい温泉に入ったあと部屋で晩酌。
優勝。最高。
翌日は唐戸市場でふぐ尽くし。
天気がよすぎるくらいよくて、海のそばの散歩も捗りました。
そんな感じで、2023年は春ごろから沖縄北部、水納島、エル・ニド、ボラカイ、セブ、糸島フェス、18きっぷ旅…と長めの夏を存分に楽しめた気がします。
正直、外国を体験すればするほど日本のこともさらに好きになるんですよね。
そういう意味でも、今回日本酒発祥の土地島根に行けたのはすごく良かった。
そしてこの文章、実は韓国で書きました。ソウル→プサン移動中のKTX内で。
両親をソウル&釜山に連れていきました。喜んでくれてよかった!
書いたのは韓国だけど、仕上げはドバイで行いました。せわしないね。
というわけで、プチ旅行記でした。おしまい。
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