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諦める自分像⑧ めっちゃポジティブ、熱い
メンタルの平穏を維持するうえで、「諦める自分像」というものを定めている。
それは、自分はこういう人にはなれないし、無理して目指さなくていいと自分で認める在り方だ。
この考え方を取り入れることで、無駄な努力をせずに自分らしさを守ることができる。
8つ目は、こちら。
⑧ めっちゃポジティブ、熱い
熱くてポジティブな人がいる。こうした人は素直に魅力的だ。負のオーラがなく、周囲にも前向きな空気を振りまく。チームにこんなタイプがいれば、組織の雰囲気も自然と良くなる。
だが、誰もがこのタイプになれるわけではない。こういう振る舞いが気質として自然にできる人はいいが、そうでない人が無理をするとあまりいい結果は生まない。
組織内で上の立場に上がるほど、周囲を巻き込む力やチームを引っ張る力が求められる。ポジティブさを持ち合わせている人はリーダーとして重宝される。
だが、自分はそこに無理する必要はないと思っている。性格は努力で根本から変えられるものではないし、続かないから。
だから、自分はそこでは勝負をしないと決めている(諦めている)。
冷静さを持ちながらも、情熱を絶やさないリーダーシップを理想とする。
高校のとき、担任の先生から「透明なリーダーシップがある」と評されたことがある。この表現は自分にとってしっくりきており、リーダーシップが求められる時には、この言葉のイメージを理想としている。
どうすればポジティブになれるか、といったテーマがビジネス書でよく取り上げられているが、これまでの自分の経験から言えば、(多分自分の実力不足だが)正直、長続きしたためしはなかった。だから発想を変えている。そういう自分に変える必要はない、と。
ありのままの自分でパフォーマンスを発揮すること、それが自分の理想だ。