キーボード操作効率化⑦ ~余計な動作をカットする~
キーボード操作を効率化するためのテクニックとして、今回は
・余計な動作をカットする
をご紹介する。
キーボードというよりもPC操作全般の話になるが、Windowsはバージョンアップで結構、細かな動作が変わる。
利便性向上に寄与するものもなくはないのだが、はっきり言って余計な変更も結構あったりする。
だから操作をしていて、「ん?今までこんな動きしてたっけ。鬱陶しいな…」という疑問が湧いたら、すぐに対処を検討するようにしている。
違和感はその都度潰すようにはしているが、一例として、筆者行っていることを3点ご紹介する。
①「Alt+tab」キー実行時のプレビュー表示を無くす
ウィンドウ切り替え時に多様する「Alt+tab」キーだが、最近のWindowsは初期設定がプレビュー表示となっている。このせいで、画面描画の動作がかなり鈍くなる。
解決策として、プレビュー表示をオフにし、アイコン表示に変更することが可能となっている。
レジストリエディタの変更が必要となるが、一度変更してしまえばずっと設定が残るためぜひ変更をオススメする。
具体的手順は「alt tab サムネイル 表示しない」などと検索すれば詳細が書かれたページがヒットするので、そちらを参照いただきたい。
②マウス右クリック時のメニュー表示を以前のバージョンに戻す
ファイルにカーソルを置いた状態で右クリックすると、色々とメニューが出てくる。
筆者はこの中の「新規」を多用している。新規で開くと、誤ってファイルを上書き保存するリスクがなくなる。上書きしてはいけないファイルや単に閲覧するだけのファイルを開くときは、必ずこの操作を行うようにしている。
この挙動も、Windows11で変更が入ってしまった。右クリック時のリストの中に、「新規」が無くなってしまったのだ。
困ったな…と思ったが、やはりこれにも解決策がある。こちらもレジストリエディタの変更で解消できる。
③タスクバーにカーソルを当てた時の挙動を変更する
タスクバーに起動中のアプリがあるとき、その部分にカーソルを当てるとプレビューが表示される。
これも、邪魔で鬱陶しい。誤操作につながる。
しかし、こちらもレジストリエディタから対処が可能。
「タスクバー サムネイル 非表示」と検索すれば、手法が紹介されたページがヒットするはずだ。
ユーザインタフェースはちょこちょこ変わる。
ある程度は受けいていかないといけないとは思っているが、余計な手間や誤操作が誘発される変更はなるべく回避したいところだ。
違和感を感じたら調べて、対処する。その積み重ねが、操作効率化に繋がると考える。