キーボード操作効率化③ ~Windowsショートカットコマンドを多用する~
キーボード操作を劇的に効率化する第三の方法として、以下をご紹介する。
ショートカットコマンドを多用する
よく使うショートカットコマンド10選(Windows編)
筆者は仕事でもプライベートでもWindowsのPCを使っているので、Windowsの操作におけるショートカットコマンド10を個ご紹介する。
(中にはショートカットと言えないものもあるが、よく使う操作ということで、ご紹介。)
① Alt + Tab
現在開いているアプリケーション間を素早く切り替えるためのショートカット。 複数のウィンドウを開いている場合でも、マウスを使わずに瞬時に別のアプリに切り替えられるため、作業効率が大幅に向上する。
逆方向に操作する場合は、Alt + Shift + Tabを用いる。
② Windows + D
デスクトップを表示するショートカット。 すべての開いているウィンドウを最小化して、デスクトップを瞬時に表示させる。デスクトップアイコンにアクセスしたいときに便利である。
③ Windows + E
エクスプローラー(ファイルマネージャー)をすぐに開くショートカット。 エクスプローラーの左側によく使うフォルダをピン留めしておくことで、そのフォルダへのアクセスを素早く行えるようになる。
④ Windowsキー + 数字
タスクバーに固定されているアプリケーションを順に起動するショートカット。 「1」は左端のアプリ、「2」はその隣、というように、指定した番号のアプリがすぐに起動する。よく使うアプリを素早く起動したいときに役立つ。あらかじめタスクバーにアプリを登録しておく必要があるが、例えば筆者は1番左にメモ帳を登録しており、Ctrl+1でメモ帳が開く。
⑤ Shift + 方向キー
テキスト編集やフォルダ選択時に便利なショートカット。 カーソルの位置から指定した方向にテキストやフォルダを選択することができる。
精密にテキストを選択したいときや、部分的にコピー・切り取りを行いたいときに便利である。
⑥ Ctrl + L
ブラウザやエクスプローラーでアドレスバー(URLバー)にカーソルを移動するショートカット。 すぐに新しいURLを入力したり、現在のパスをコピーしたりするのに役立つ。マウスに手を伸ばす手間を省けるため、操作がスムーズになる。
⑦ Tab / Shift + Tab
フォームやダイアログボックスで、次または前の入力フィールドに移動するショートカット。 Tabで次のフィールドに、Shift + Tabで前のフィールドに移動できる。入力作業の効率を高め、マウスを使わずに操作が可能である。
⑧ Alt + F4
現在のアプリケーションを閉じるショートカット。 アプリケーションを終了する際に、マウスを使わずに素早く閉じることができるため、特に複数のアプリケーションを開いている場合に便利である。
⑨ Alt + →(←)
ウェブブラウザで「進む」操作を行うショートカット。 ページを「戻る」した後、前のページに戻る際に使う。ブラウジングを効率化し、マウス操作を減らすことで、作業スピードを上げることができる。
⑩ F2
ファイルやフォルダの名前を変更するショートカット。 ファイルやフォルダを選択した状態でF2を押すと、すぐに名前を編集できるモードになる。大量のファイル名を変更する場合に、効率的に作業が行える。
これらのショートカットを活用することで、日々のPC操作がさらに効率化することができる。