不安、心配は合理的に処理する
不安、心配は考えれば考えるほど無限に出てくる。ジュゲムが手を休めることなくトゲゾーを放り投げてくるように。
ゼロに出来ることはない。懸案事項が脳裏に浮かべば、しばらくそのことが脳内のCPUを占有してくる。邪魔くさいが、逃げられない。
だから、コイツらとは合理的な方法で付き合っていく必要がある。
そもそも人間が不安や心配を想起するのは、人類の進化の過程での発明である。過酷な自然環境で生きるか死ぬかの世界で、危険な未来にいち早く気づく注意力を長い歴史の中で発達させてきたのだろう。
こういう感情が生まれるのは至って普通。人間なら当たり前。扁桃体が頑張ってくれている証拠。そのシステムに抗えるはずがない。
その上で、自分を客観視してその物事に対し次のように向き合う。
第⼀。まず状況を⼤胆率直に分析し、その失敗の結果起こり得る最悪の事態を予測すること。
第二。起こり得る最悪の事態を予測したら、やむをえない場合にはその結果に従う覚悟をすること。
第三。これを転機として、最悪の事態を少しでも好転させるように冷静に自分の時間とエネルギーを集中させること。
感情に振り回されたまま処理していたら、メンタルをやられる。なるべく早く客観視する視点を戻して、淡々と処理していきたい。