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キーボード操作を劇的に効率化するテクニック

仕事柄、業務時間中の大部分はPCを操作している。

私は、キーボードによる入力操作がとにかく嫌いだ。

その一番の理由は、キーボード配列が非合理である点にある。現在世に普及しているQWERTY配列のキーボードは、タイプライターが起源とされているが、その起源は、実は分かっていない部分が多い。にも関わらず現実社会においてこのキーボードがこれだけ普及してしまっており、もはや消費者にこの配列以外のものを選択する余地はない。

笑えるのは、これだけこのキーボードが世界に広がっているにも関わらず、英語でさえも入力効率が悪い配列だと言われていることだ。アルファベットを母語にする人達でさえ、本当はこんなキーボードは使うべきではない、もっと効率的な配列が存在する、という主張があるのだ。

しかし、残念ながら現状は変えられない。一度スタンダードになってしまった様式や技術は、それより合理的な方法が存在したとしても簡単には変わらないのが世の常だ。

さて、日本人はそんなインターフェースを使って、日本語を「ローマ字」というさらに別のキャラクターを介して入力しているのだから、当然、効率的な入力操作からは程遠くなってしまう。

とは言え、文句ばかり言ってられない。この配列以外のキーボードが世に出回っていない以上、自らをこの環境に適応させなければならない。そして、いかに工夫を重ねてそのストレスを低下させるかを考え抜かなければならない。
PCを操作する生活は20年を超えるが、いつもそんなことを考えながら指先を動かしてきた。

効率化の要諦は以下の2点に尽きる。

  1. 入力回数を減らす

  2. 誤操作を減らす

文字の入力又は操作(命令)の実行がキーボードの操作の主な目的になってくるが、とにかく頻度の高い操作は、いかに簡素にその動作を完了させるかを考える。その際の基本は、いかに少ない回数でその目的を達成できるか、いかに間違った操作を回避できるか、の2点が方法の軸となる。

今後の投稿では、私が実践するキーボード操作のテクニック・工夫について不定期で紹介していきたい。

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