東南アジア3週間ひとり旅③ バンコク2日目
こんにちは、Kohです。
大学生活最後の年、思い切ってチャレンジした初めての海外ひとり旅。きっかけやスケジュール、費用など旅の全体像についてはこちら。
バンコク2日目は、早朝から張り切ってバンコクの主要スポットを観光。ワット・プラケオ&王宮、ワット・ポー、ワット・アルンなどを巡ります。
旅人の必需品を現地調達
早速観光しに行きたいところではあるものの、最低限の荷物しか持っていないため、ホステルをチェックアウトして近くのセブンイレブンに直行。東南アジアで必須の虫除けスプレーと日々の洗濯のための洗剤を購入。
虫除けはSoffellというやつ。タイ人の間で人気らしいです。タイの蚊にはタイの虫除けがベストでしょう。たぶん。
カオサン通り近くでモーニングマーケットもやっていました。たくさんのストリートフードや果物。ただ、まだタイの空気に馴染めていないためパス。セブンでアイスコーヒーだけ買っていきます。
定番の寺院巡り
ワット・プラケオ&王宮(Wat Phra Kaew & Grand Palace)
ワット・プラケオは寺院、王宮は宮殿で別の建物であるが、この2つは隣接しているため、両方合わせて入場券が販売されています。
入場料は500THB(約2250円)。ちなみにタイは多くの場所で二重価格ですね。
開門は8:30。少し早くついてしまったので門の前で待ちます。
時間になり門の前に4列で並びます。そこでなぜか集合写真撮影。何に使うの?笑
入場後、ワット・プラケオから見学します。豪華な仏教建築が多数並んでいます。回廊の壁画も印象的です。
本堂に入るとエメラルドブッダが鎮座しています。僕は無宗教ですが、なにか心が洗われるような気持ちになりました。
ワット・プラケオを一通り見学したら、順路に従って王宮に向かいます。
王宮には、タイの伝統様式と西洋様式が調和した建物が並んでいます。
現地の人との交流?
王宮を出た後は、ワット・ポーに向かいます。徒歩10分ほど。
途中現地のおっちゃんに英語で話しかけられました。
「今日王様のイベントがあるから午後までワット・ポー入れないよ」とのこと。ほんまかいなと思いながら詳しく話を聞いてみると、
「代わりにトゥクトゥクでいろんなとこ連れていってやるよ。1dayトリップだ!」
どうも怪しい。うさんくさい。
「どうする?たったの20バーツだぞ?」
ここまで来てピンときた。「1dayトリップ」×「20バーツ」=詐欺師 というガイドブックの記述。まさにそのまんま。そのまんますぎて面白いぐらいです。
1人で旅をしていると、つい他人と話したくなってしまうものです。詐欺師たちにも相手をしてしまうことがあります。警戒は怠らないようにせねばと改めて胸に刻みました。
まあ話を聞いたとしても一度冷静に考えてみることが大事ですね。そんなうまい話ないだろうと。20バーツってたったの90円ですからね。
ワット・ポー(Wat Pho)
そんなこんなでワット・ポーに到着。やはり普通に開いています笑。
入場料は300THB(約1350円)。
この寺院はタイ古式マッサージの総本山らしいです。ある建物にはマッサージに関する解説が色々書いてあります。
一際目を引くのがこの大きな涅槃仏。足の裏は貝殻で装飾されています。
色鮮やかな仏塔もきれいです。それぞれの塔には過去の王様の遺骨が納められているそう。
ワット・アルン(Wat Arun)
ワット・アルンはチャオプラヤ川を挟んでワット・ポーの対岸にあります。
何分かに1本、両岸を結ぶボートが出ているのでこれに乗船します。5THBか10THBだったはず。5分くらいで到着します。
ボートからすでにワット・アルンの姿が見え、テンション上がります。
着岸したら入場料200THB(約900円)を払って、寺院に向かいます。
これまでの2つの寺院と違ってワット・アルンの敷地は狭いです。すぐに回り終わります。ただ見た目でいうとワット・アルンがナンバーワン。なんかオーラあります。朝日がきれいらしいので今度は早起きしてくるか~。
ここでは、たくさんの観光客がタイの民族衣装を着て写真を撮っています。
そして多少上に登れるのですが、通路が非常に狭い!写真撮っている人にペコペコしながら回ります。まあでも下から見るのが一番ですね。
ワット・アルンも見終わったので一旦この日の宿に移動します。ずっとバックパックを背負ったままだったので肩と腰が限界です。
再び対岸に戻ってから移動しようと船着き場までいったら、なぜか追い返されました。どうやら王室関係のイベントのリハーサルがあるらしい。詐欺師のおっちゃん、部分的に合っていました。たまたまだろうけど笑。
ということでお得意のGrabです。荷物あるので車の方にしておこう。
予約完了!と思ったら運転手からメッセージ、「30分くらいかかる」。まじかよ。
対岸にいるから仕方ない、次からもっと早く呼べとのこと。
仕方ないので炎天下で待ちます。ワット・アルンは中心地の対岸にあるから時間かかるのかな。
幸い20分ほどで来てくれました。
行き当たりばったりの午後
ランチタイム
20分ほどでパヤータイエリアの宿に到着。タクシー代は500円ほど。
チェックイン時刻はまだなので、荷物だけ預けて昼食をとります。
Google Mapを見てレストランが多そうな場所に行ってみます。結構Map上に載っていない店も多い。
結局、地元の人で賑わっている食堂でトムヤムクンを食べました。店の名前はわかりません。辛くて酸っぱい。これぞトムヤムクンという感じです。
お腹いっぱい。この後何しよう。Google Mapで近くを調べてみると、ジムトンプソンの家が結構有名らしい。とりあえず行ってみよう。
川沿いの道を進みます。結構ローカルな感じが漂います。
ジムトンプソンの家(Jim Thompson's House)
ジムトンプソンは、タイシルクの高級ブランドであり、その創始者の名前でもあるらしいです。知らなかった。
ここではジムトンプソンの住居跡を見学するツアー(200THB)に参加できます。見学にはツアー参加が必須。受付で参加するツアー言語を選択します。日本語のツアーもありますが、回数が少なめなので今回は英語のツアーに参加しました。
ジム・トンプソンが住んでいた様々な部屋を見学していきます。タイの伝統様式の住居の中に、さまざまなコレクションが展示されています。
チーク材で立てられていて可愛らしい印象です。
サイアムエリア(Siam)
雨が降ってきたので、商業施設が多数集まるサイアムエリアに移動します。ジムトンプソンの家からは徒歩10分強で到着。
さっきまでのローカルな雰囲気とは打って変わって、ここにはサイアム駅を中心に新しく巨大な商業施設が立ち並んでいます。バンコクの若者が集まるトレンド発信地で日本の渋谷・原宿に相当するエリアだそうです。
なかでもサイアム・パラゴン(Siam Paragon)は超巨大。大きなフードコートも入っていて買い物や食事ならここに行っておけば間違いなしという感じ。
MBKセンターは結構ごちゃごちゃした印象。電子機器を扱う店が大量に並ぶフロアもあったが、果たしてあれはすべて本物なのだろうか…。
サイアムスクエア(Siam Square)はまさに原宿のような印象。バンコクの若者がたくさんいました。写真は後の移動日(10/31)に撮ったのでハロウィーン仕様となっています。
他にもサイアムの名前を冠する商業施設が複数あります。
はじめてのドミトリールーム
特にやることもなくなったので、歩いて宿まで帰ります。
この日の宿は「Travelier Hostel」。1泊1,300円ほどです。
デポジットとして数百バーツを払ってチェックイン。
はじめてのドミトリールームに少し緊張しました。部屋に入ってみると、ベッドはカプセルホテルに近い感じで、だいぶプライベートは確保されています。安心。
シャワーを浴びて2日分の服を洗濯してみました。1つ1つ絞るのが結構大変。全然乾きそうもない。大丈夫かこれ?そんな思いを抱えたまま眠りにつきました。
次回はバンコク3日目。まだまだ観光していきます。