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キャリアカウンセリングを受ける #21
キャリアについて考えても考えてもなんだか答えが見つからない。
毎年の会社のキャリア面談でも、いつも何を書こうか困っていました。
どうやって目指すキャリアを決めていけばいいのか分からず、やりたいことやキャリアの方向性が定まらないことがずっと悩みの種だった私は、参加したセミナーでキャリアカウンセリングの紹介があった際に、これはチャンスだ!とすぐに飛びつきました。
カウンセラーの方とのオンライン面談。
これまでの経緯や現状、1年間の自己啓発休業中に今後のキャリアの方向性を決めたいが、どのように決めたらいいのか分からず悩んでいる旨を伝えました。
そこで、まず言われたのが、主に以下2点。
・意思決定できないのは情報不足
・価値観の整理が必要
ふむふむと思いながら、まずは価値観の整理を始めました。自分なりに色んな視点から考えてみて、以下のとおり整理しました。
ありたい姿:家族のバランスをとりながら、楽しんで走り続ける(成長)
価値観①:家族の快適な暮らし(時間の自由、一定の収入)
価値観②:自分自身の充実感(ワクワクすること、自分ができること)
このありたい姿や価値観の軸で、取り得る選択肢を時間・お金・心の3点から評価しようと考え、そこで気づきました。
評価するにも、キャリアチェンジに関する情報がなく評価できない。最初に言われた情報不足、そのものです。
そこで、転職活動をやってみることで転職市場を理解することにしました(#20)。興味のあった起業についても先に学びを進めていたため(#19)、それらの情報をもって、今の会社に残るのか、キャリアチェンジするのか、専業主婦になるのか等々の選択肢を自分なりに評価してみました。
その結果、「今の会社で働く」という選択肢が現在考え得るベターな選択肢となったのです。予想外でした。
なんだか面白くないしワクワクもしない、怖い気もする、けど、どこかホッとしているような自分もいて、じゃあ、仕事復帰までに何をしておけばモチベーションを上げて楽しめるだろうかと考えました。
そのためには、この休業期間中に、
・自己効力感を上げる(うまくやれそう感を上げる)
・今の会社での仕事を捉えなおす(ジョブクラフティング)
に取り組むのがよいのではないか。
ここまで進めて、ふと思いました。
どこで働くか、どんな形で働くか、をずっと考えていたけど、”何がやりたいか”がやっぱりまだない。”何がやりたいか”が明らかになれば、どこで働くか、どんな形で働くか、どんなキャリアを歩むか、に繋がるのではないか。
自己効力感を上げたり、仕事の見方を変えたとしても、「やりたい!」と思える仕事でないと途中で息切れしてしまうのではないか、と。
そんな思いをカウンセラーに伝えたところ、こんな返答がありました。
「やりたいことが見えないとダメなのかな」
「やりたいことを仕事にするのが難しいならLifeでやってもいいのでは」
えぇ?!と衝撃を受けました。ずっと仕事でやりたいことが分からず苦しんでいたのだけど、やりたいことって見えなくてもいいの?!
カウンセラーの言葉を受けて、自分なりに考えをめぐらせました。
そういえば、今、私の人生全般におけるWillやMustは、子どもたちの成長を見守ること。”家族の健康・笑顔”です。
子どもや家族のことはLifeの方だと、これまで仕事と切り離して考えていたように思うけど、子どもたちの成長を見守るために働くんだ、という考え方もアリではないか。
子どもの成長のために働くのであれば、ちょっとばかり辛くても(現実はちょっとどころではないが・・)頑張れる、、と思う。私は今まで、子どもの成長を見守るには仕事をペースダウンしなければと思っていたけど、働くことが子どもの成長にもプラスになる、と捉え方を変えると、もっと気持ちが楽になるのかもしれない。
そこでふと思い出しました。
今の部署に異動してきたときに、勉強会で聞いた、「ワークライフバランスではなく、ワークライフインテグレーション」という言葉。
その時は違いがよく分からず、うーん、何が違うの?ってあまり腑に落ちずにいたけれど、”仕事とプライベートを線引きするのではなく、仕事もプライベートも生活の一部であり両方が充実することで人生が豊かになる” ”仕事とプライベートを統合させて捉え、仕事が充実すればプライベートも充実する”という考え方が、この瞬間、おぼろげながら自分の中にふんわりと入ってきました。
なるほど。
仕事とプライベートのバランスを調整して両立させるのではなく、仕事の充実がプライベートの充実に繋がっていると考えれば、今の仕事を頑張る意味が私にも出てくるぞ。
しっかりと収入を得られるのであれば、家事代行など、もっと外部に頼ることで心身の負担を減らすこともできる。
復帰までの時間で、仕事していても家族の健康・笑顔が維持できる仕組みをつくる。そしてこれならやれる!と自己効力感を上げて仕事復帰に臨む。
今のところは、こんな感じで仕事復帰しようかなと考えています。