こぐまコンプレックス
先日の弱気なつぶやき……
基本、自信満々タイプではありません。
寒かったここ数日の冬眠を終えて思ったこと。
わたしが韓国語学習者であるということの証「こぐま」についてのお話です。
こぐまというキャラ
みなさんはSNSと現実、キャラにギャップはありますか?
こぐまはたぶん……いや間違いなくほぼ同じです。
たいして有益なことはつぶやきませんが、誰かを攻撃する気はさらさらありません。
そんな可もなく不可もなくな感じ。
でも最近いろんな場でSNSつながりの方とご一緒する度に震え上がっていたんです。
「こぐまさんは努力家だから」
→やる時はやりますがすぐ息が切れます。
「韓国語に誰より精通してるよね」
→上級者といわれる人々の中でいちばん精通してない自信があります。(変なことだけ自信あり)
そう、こぐまさんに投げかけられる言葉と実際の自分の姿とのギャップに!
昔から見ていてくれた方は知っていると思いますが1日15分〜30分程度の勉強をながーくやってるだけの人。
一緒に音読会やスタディをしてくれてる方は知っていると思いますがいろんなとこ穴ボコだらけの学習者です。
しかし!
とてもとてもそんなことは……
は謙遜にとられてしまう。
韓国語学習者こぐまというキャラが実際のちっぽけなわたしを置き去りにして大きく成長してしまったのです!
まずいぞ、これは。わたしは詐欺師なのではないか。
すごい人ぶってる詐欺に当たるかもしれない!
もうすぐ捕まっちゃうかもしれない!
こぐまコンプレックス
というわけで少し前から講座に参加する時は「こぐま」であることをなるべく気づかれたくないなぁなんて思ったり。
そんなこんなで
とある場で「こぐまさんはプロだからね」と先生に言われて「プロじゃないです!」と全否定してしまうなんてこともありました。
韓国語でお金をいただく以上、プロでなければいけませんよね。完全にプロである自覚不足。お恥ずかしい。
先日こちらの記事で書いた
こっそり宣伝についても、最初はこぐまであることを明記するのは勇気がなくて。
いわゆるこぐまコンプレックス状態。
だから冬眠したくなっちゃったんですね、きっと。
こぐまは急におおぐまにはなれない
ただSNSで報告したことや雑誌の取材でお話したことにはウソはひとつもありません。
その姿を見て
努力家だ
すごい
そのように評価していただいたならそれが身に余るものだとしてもありがたく受け取るべきですよね。 でも、こぐまを見かけたらできる限りエサ(賞賛)を与えないでください笑。また冬眠してしまいます。
そんなこと言いながらも
いろいろな学習者さんとお話させていただく機会に
「あの時背中を押してもらえた」
「わたしも頑張ろうと思った」
「こぐまさんきっかけで韓国語始めました」
そんなお言葉をいただくと舞い上がります。
そこにこぐまであることの喜びも感じるのです。
あれ、もしかしてわたしのやりたいことってこれかも。
学習者の方を前に立って導くのは、わたしでは技術的にもきっと役不足。「講師」という肩書きは負担が大きいかもしれない。
でも後ろからそっと背中を押してあげられたらいいな。講師ではなくサポーターとして。
こぐまは急におおぐまになれない。
自分を大きく見せようとしても苦しくなるだけ。
ひとつの答えにたどり着いた気がします。
こぐまという武器
こぐまという武器……あれ、なんかこのフレーズなんか聞いたことある。
そう思ったあなた、こぐま検定2級に認定します。
この記事です↓
一部の韓国語学習者の方に認識していただいている「こぐま」はわたしにとって武器なのかもしれません。戦えるアイテムがひとつ増えていたのかもしれない、と思うに至りました。
韓国語という武器を持って踏み出してからいつのまにか2年が経とうとしています。
こぐま、思い切ったわりにたいしたことなかったね。そう思ってる方もいるかもしれません。
そうなんです、こぐま、たいしたことないんです。
全然思い描いたいた自分ではないし、韓国語の剣も弱っちいままです。自信がないのにも変わりはありません。
ただそろそろ動き出さなきゃいけませんね。
2年経っちゃうんですから。
はい、ちゃんと3月から始動します。
まずは韓国語入門者さん、初心者さんのためにできることを増やしていきます。
たいしたことないこぐまの成長を見守りいただければ幸いです。 2024.2 こぐま
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?