小3の壁について
小学3年生あたりからついていけなくなる子どもがたくさんいます。
小3は壁があるとよく言われますが、私もそれは感じています。
算数は割り算や分数が加わり、ローマ字が始まったり、漢字も難しいものが増えてきます。
学習の内容が1、2年生の時に比べて急に難しくなっていき、しんどくなる子どもたちがたくさんいます。
そんな中でいったん勉強がわからなくなると、授業にどんどんついてけなくなってしまう。
これが小3の壁と言われるものです。
また、生徒自身取り残されていっている感や、できない自分への嫌悪に悩まされたり、
そこに思春期が重なってくるので余計に大変です。
身体の変化やホルモンバランスが崩れるなどの原因から漠然とした不安を感じることもあるかもしれません。
そういった中で少しでも学校に足を運ばれているお子さんは、本当にがんばっていらっしゃると思います。
保護者としては将来を思うと不安に感じられますね。
そういった中で学習を継続していくことの難しさ、家庭学習を保護者が支えていくことの難しさを感じられているのではないかと思います。
子どもさん自身「自分は勉強ができない」という決めつけをしてしまっているかもしれませんし、相当自信をなくされているのではないかと思います。
しかし、家庭学習は難しいですがやりようによっては、一斉に教える学校より子どもの負担が軽くなるので、無理なく学力を伸ばすことができます。
子どもさんとコミュニケーションをはかりながら、学習を進めていただき、ぜひ自信を回復していただきたいと考えています。