午後2時の陽差し
「自己虐待」という言葉を知った。
そのせいで「不安」が生まれることを知った。
今まで自分で自分を傷つけていたことを知った。
昨日のことだった。
今日、家にある物たちに「愛しい」と思った。
窓を開けて換気をしたら、自分の心もすっきりするような気がした。
愛しいと感じた。自分も、夫のことも、家族のことも、置いてある植物や写真立て、ギターやウクレレ、午後2時に降りそそぐ陽差し、ぬいぐるみ、本、キッチンペーパー、小さなゴミも。
本当は優しくて温かいものに囲まれていたはずなのに、気がつかなかった。気づこうとしなかった。
私の純粋でまっさらで、ほがらかで楽しくて穏やかな心を無視していた。放っておいてしまった。
気がつかなくてごめんね。
私は私で素晴らしい。
これからは大切にするね。
そうすれば周りの大事な人たちも大切にできるはずだから。