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社会人のリカレント学習から人生の意味を考えるきっかけを得る
2021年10月15日(金)
数日前の新聞に、社会人のリカレント学習が盛り上がっているという記事がありました。その中ではとりわけ人工知能やデータサイエンスの内容が人気だということです。こうした内容は自分の仕事に役立つ可能性があるからだそうです。
そう考えると、アクションリサーチの考え方は自分の仕事に役立つという意味では、ここに並べてもいいでしょう。さらに言えば、アクションリサーチによって、自分の仕事の意味を問い直すことができるので、ただ役に立つこと以上のものがあります。
役に立つ内容をリカレントで勉強していくこともいいでしょう。しかし同時に、自分の人生の意味を見いだすような講座もニーズがあるはずです。
仕事/生活/人生のサイクルの中でその意味を考える時間というのは意識的にしなければなかなか取ることができません。たとえば、美術館や博物館に行って、そこで過ごす時間は、そうしたことを考えるきっかけになるかもしれません。
そうした時間に付け加えて、すぐには役に立たないようなことをリカレントで勉強することも、美術館や博物館に行くことと同じように、人生の意味を考えるきっかけになるのではないかと思います。
そう考えると、これからリカレント学習が盛んになって、多種多様なことがいつでも学ぶことができるような環境になるといいなあと思います。そういう社会は豊かだと思うのです。
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