ゼミ訪問を機会にして学生のことを学ぶ。
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ゼミ訪問期間が終わって、通学生2年生は自分が行きたいゼミを選択する期間に入りました。今年は全部で29人の学生と面談をしました。この人数は例年並みです。5人ずつグループで来てもらって同時に面接するというスタイルです。基本的には学生の方にゼミを選ぶ権利がありますので、こちらは選考するというよりも、学生のことを色々聞いて学ぶという感じです。
学生に自己紹介をしてもらってから、ゼミについての質問を受けます。ゼミの説明はすでにビデオとしてYoutubeにアップしてあるものを視聴してもらっています。ですのでいきなり質問を受けるという形です。
学生の自己紹介では、サークルやアルバイトのこと、受けた授業の感想などを聞いています。サークルの先輩がすでに向後ゼミに入っていて、そこから話を聞いたという人もいる一方で、なんのツテもなく面談に来ている人もいます。サークルの先輩から話を聞いて、来てみようという人がいるということは、ゼミについて肯定的な評価がされているということですから、私に取っては悪い話ではありません。ただ先輩がゼミにいるかどうかは選考にはあまり関係がありません。
大学の授業を受けてみての感想なども聞きます。私のところに訪問してくるわけですから、当然私の授業を受講している人がほとんどです。そして、この授業スタイルが気に入っているから、ゼミ訪問に来ましたという人が多いのです。どういうところが気に入ったのかと聞いてみると、授業が楽しい、飽きないという点が大きいですね。
他の先生の授業はどうですかと聞くと、先生の話は面白いんだけど、まわりの学生の私語がひどくて集中できないという声もあります。先生は注意しないのですかと聞くと、全然しない、と。学生はやりたい放題だとも言います。これは、先生と学生のどちらがどうというよりも、授業のスタイルというか構成を変えなければ解決しない問題だと思いますね。
ともあれ、ゼミ訪問期間は無事終わりました。あとは良い巡り会いがあることを期待するだけです。
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