![3-研究19a](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/12876958/rectangle_large_type_2_fea8de7b0b7eb71e8deb6df9ed3861ca.jpeg?width=1200)
【研究】07 仮説は否定されてなんぼのもの
水曜日は「研究すること」のトピックで書いています。
前回は、実験参加者が1人のときの「シングルケースデザイン」について説明しました。そのとき、なにもしない、あるいは従前の扱いにする「ベースライン期(A)」を経て、違う扱い(介入)をしてみる「介入期(B)」、そしてさらに元に戻して(A)、効果がなくなるかどうかを確認するというデザインを紹介しました。これを「A-B-Aデザイン」と呼びます。
■ 「早く宿題やって」といういつもの声がけがベースライン期(A)で、それを「待っててあげるから、宿題やってみて」にセリフを変えるのが介入期(B)ですね。
□ そうです。そしてそれぞれの期間に、宿題をどれくらいやるかのデータを取ります。
■ そして、Aの期間よりもBの期間の方が宿題をやるようになっていれば、「待っててあげるから」というセリフの効果があるということですね。
□ そういうことです。
■ でも、もし介入期になっても宿題をしなかったらどうしましょう。□ どうしましょう、というか、それはセリフを変えても効果がなかったということですね。
■ えー、それはイヤです。せっかくいいセリフを思いついたし、しかもすごく効果ありそうな感じなのに、効果がないのはイヤです。
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