【道具と工夫】(7) KP(紙芝居プレゼンテーション)シートを書画カメラで映す
2024年11月16日(土)
全4回で、東京都福祉保健局・病院経営本部研修センター「院内教育担当者」の研修を実施してきました。今回はその最終回でした。テーマを選択してコース設計をして、そのデモンストレーションを15分で行うということをしました。
前回までに個人ごとに自分でテーマを決めて、コース設計をするというところまで終わっていました。今回は、4人で組んだグループの中で1つテーマを決めてコース設計をするというのが課題です。
午前中は、デモンストレーションのためのKPシート(紙芝居プレゼンテーション)を作成して、デモンストレーションの準備をする時間にあてました。このようなグループワークではKPシートをグループで作ってもらうのが有効です。パソコンでスライドを作るとなると、メンバーの分業がうまくいきません。しかしKPシートであれば、メンバーでどのシートを作るなどの分担が簡単にできます。
午後は、全部で10グループのデモンストレーションを行い、3分間で全員がコメントシートを書きました。講座のデモンストレーションは15分間のダイジェストでやってもらいました。15分間使い切るグループもいる一方で、10分内に収まるグループもありました。だいたい15分あれば十分なデモンストレーションができることがわかりました。
KPシート(A4判コピー用紙)を書いて、それを書画カメラからスクリーンに映すという方法を初めてやってみました。これはかなりいいです。パソコンでスライドを作成すると、パソコンスキルに依存しますし、みたような感じのスライドになってしまいます。しかし、KPシートは手書きで個性が出ますし、スキルにも依存しないので、プレゼンテーションの内容に集中することができます。
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