【学びの場】13 オンラインディスカッションをレポートを書く材料として位置づける効果
火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。しばらく「学びの場とその設計」という話題で書いています。
前回は、オンラインディスカッションの方法について考えてみました。オンラインディスカッションのやりにくさの原因は、何について書くのか、誰に向けて書くのか、何が最終的な目標なのか、ということが明示されていないことにあります。ですので、これらについて明確にしておくことがオンラインディスカッションを意味のある学習活動にするために必要です。
前回提示した1つのアイデアは、ディスカッションすることそのものを最終ゴールにするのではなくて、ディスカッションを経たあとでレポートを書くことを最終ゴールにするといいのではないかということでした。他者と議論することは、議論そのものが目的なのではなく、その議論の内容を吟味して最終的に自分で書くレポートのためであるというように位置づけを変えるのです。
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