[m211] 授業ビデオ収録への学生の参加を促すために
2021年7月9日(金)
ハローフライデー! 向後です。
今期の授業ビデオの収録では、学生に参加してもらいました。とても良い効果があったと感じています。学生が出演している授業ビデオの効果については、教育工学会の秋の大会で発表する予定です。
1つ気になった点は、ビデオ収録に参加してくれる学生が固定化されることです。履修者30人程度の大学院の科目では、3人程度が「常連」として定着しました。また、履修者100人程度の学部の科目では、2人が「常連」になりました。
ビデオ参加は、履修者の任意ですのでこれでまったく問題はありません。また参加者が固定化されることで、こちらとしても話しやすくなるというメリットもあります。とはいえ、なるべく多くの履修者にビデオ参加してもらいたいという思いもあります。
そこで、「常連」の学生に何かアイデアはないかと聞いてみました。1つはインセンティブをつけることです。たとえば成績に何点かプラスするなど。しかし、これはあまりしたくない。
もう1つは、少なくとも1回はビデオ収録に参加することを義務づけることです。収録は全体で十数回あります。履修者数に応じて、毎回の人数を調整します。100人の履修者であれば、毎回10人の学生に参加を割り当てていきます。都合が悪い人は任意で別の回を選んでもらうようにします。
どうしても参加できないという学生に対しては特にペナルティは設けることはしません。また、「毎回参加したい」という学生もいるかもしれませんので、そのときはオブザーバーとして参加してもらいます。収録は、ビデオ配信の前の週に実施しますので、参加者は配信よりも数日早く受講できるというメリットがあります。
このようなプランで秋学期の授業ビデオ収録に臨みたいと思っています。
では、すてきな週末を!
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