
【研究】現代における人生の課題としての仕事
金曜日は研究の話題で書いています。
2025年2月14日(金)
今回は、『個人心理学ジャーナル』2014年所収の「現代における人生の課題としての仕事」という論文を紹介します。この論文は、仕事を個人のパフォーマンスとしてだけではなく「人生の課題(ライフタスク)」として捉えること、そこには同僚による「勇気づけ」が重要であることを主張しています。
Work as a Life Task in Contemporary Times
Eva Dreikurs Ferguson
The Journal of Individual Psychology, Volume 70, Number 3, Fall 2014,
pp. 245-250
仕事に対するモチベーションは仕事の成果によって上下する。自己効力感と仕事のパフォーマンスは相互に影響しあっている。成果が出れば、自己効力感は増し、モチベーションも増大するが、逆に成果が出なかったり、失敗すれば自己効力感は下がり、モチベーションも下がる。
ここから先は
436字
ご愛読ありがとうございます。もしお気に召しましたらマガジン「ちはるのファーストコンタクト」をご購読ください(月500円)。また、メンバーシップではマガジン購読に加え、掲示板に短い記事を投稿していますのでお得です(月300円)。記事は一週間は全文無料公開しています。