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11. すでにある理論が自分の現場でも適用可能か

前回は、Google Scholar で先行研究の調査をして、関係のありそうな論文を探して、その論文を読むことについて書きました。学術論文には共通の形式がありますので、それを把握していれば、読むのは難しくありません。もし難しく感じるとすれば、それは自分にその知識がないだけの話ですので、そこから勉強を始めればいいのです。

さて、自分の研究テーマに関連する論文を集めて読んでいくと、最初は思いつきに過ぎなかったものが、徐々に1つの研究テーマとして形作られていきます。

この段階で、「自分だけが気づいている」と思っていたテーマについて、すでにたくさんの研究者が研究していることがわかってしまうこともあります。このとき、すでにたくさんの研究者が取り組んでいるテーマであれば、自分が発見できることはほとんどないのではないかと考えて、違うテーマに変更することも可能です。

また逆に、それほどたくさんの研究者が取り組んでいるということは、そのテーマが重要であることの証拠であると考えて、あえてそのテーマに入っていくことも可能です。

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普通の大人が「研究」のようなことを始めると、大人の人生は楽しく、意味のあるものになるかもしれない。そういう人たちが増えていくと、社会は全体…

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