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ゲームに勝つことがレッスンのゴールなんだけれども、ゲームをいくらやっても、うまくならないんだよね。

12月に入って、テニススクールのレッスンに復帰した。8月から4ヶ月に渡って休会中だったので、久しぶりのレッスンだった。しかも、休会中にコーチも代わっていたという。

仲間でゲームをするのは先月から再開していたので、身体の動きについてはあまり心配していなかった。しかし、レッスンを受けると遊びのゲームとは違って、全身を使うという感じで、疲れる。

ゲームとレッスンの関係性についてこんなことを考えた。

ゲームはそれ自体が面白いし、ゲームに勝つことがレッスンのゴールなんだけれども、ゲームをいくらやっても、実はあまりうまくならないんだよね。

良いショットを打つこと、ショットのバリエーションを増やすこと、正確なショットを打つこと、こうしたことをトレーニングしなければ、ゲームに勝ったとしても、それは偶然に過ぎない。勝ったり、負けたりするので、ゲームをすること自体はおもしろいんだけど、勝率は上がらないというわけだ。

だからこそトレーニングの意味がある。トレーニングそのものは退屈で、つらいだけのものじゃない。トレーニングをおもしろく、熱中できるものにする工夫を考えるのはトレーナーのコアスキルだ。

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