【注目記事】次につなげるポジティブなミス、集中する方法、メンタルの強さ/共感とは「誤検出」をユニバーサル化したもの。
土曜日(もう日曜日だけどね)は「注目記事とヒント」を書いています。今回取り上げるのは次の記事です。
25 次につなげるポジティブなミス、集中する方法、メンタルの強さ。
26 共感とは「誤検出」をユニバーサル化したもの。
25 次につなげるポジティブなミス、集中する方法、メンタルの強さ。
── お互いに実力が拮抗していた場合、あえて意表を突く作戦を取るというのもあるかと思います。でも、あえてそれをやらないというわけですね。
佐藤:そういう作戦に逃げると、それがミスにつながったりするんです。あえて消極的な作戦に出てミスをした場合と、自分の強い意志でその作戦を選んでミスをした場合では、ダメージが違うんです。逃げてミスをした場合は後悔が残ります。しかし、自分がこれだと決めてミスをした場合は、自分で決めたことだからとポジティブになれます。
テニスは、1ポイントで終わるゲームではありません。ミスをしても、次のプレーにつながるようなポジティブなミスじゃないと、次につながりません。
https://www.lifehacker.jp/2017/06/170621_sportsnavi_tennis.html
「自分がこれだと決めてミスをした場合は、自分で決めたことだからとポジティブになれます。」だから、自分で選択するということが大切なのです。自分が選択したのだということがわかっていれば、誰のせいにもすることはないし、すべてを自分で引き受けようという覚悟ができます。それが成長へのステップにつながるのです。
そこでコーチが、「サーブを打つ前は必ずボールを5回バウンドさせよう」というようにアドバイスをします。そうすれば、サーブ前にボールを5回バウンドさせている間は、自分だけに集中することができるようになります。
それを忘れてしまうと、ペースが早くなってミスをして、さらにあせってミスをするという繰り返しに陥ることになります。
何かに集中して取り組みたい、そしてそれを習慣にしたいと考えるなら、自分なりの「儀式」を作るといいと思います。その儀式も自分で決めるのです。自分で決めたことですから、それを守ろうとするでしょう。そんなふうにして良い習慣を作っていくことができます。
佐藤:うーん…。本当のテニスのメンタルというのは、基本的にコート上で試合に勝つことで自信のレベルが上っていくものだと思います。厳しい試合を勝つことで、自分の中に自信が生まれるものです。「俺はファイナルセットに入れば勝つ」という、無意味な自信が出てくるんですよ。
── 暗示みたいなものですかね。
佐藤:そうですね。そうやって勝っていくことで、数字が証明してくれるようになります。
誰かからほめられるとか、賞賛されるとか、そういう外的な評価を受けることによって、自信がつくということはほとんどありません。そうした自信はもろく、弱いものです。一番強い自信というのは、自分自身が残した結果そのものによるものです。ですから、結果や成果を残していない人が、自信を持てないのは当然のことなのです。自信を持てないから、また失敗してしまうという悪循環になります。
そうしたら一番上の項目に移動しましょう。「自分がこれだと決めてミスをした場合は、自分で決めたことだからとポジティブになれます。」自分のやるべきことを自分自身が選択することです。
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