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ちはるのファーストコンタクト

ファーストコンタクトは相互理解への第一歩。このマガジンでは、私が考えていることの第一歩をできるだけそのままの形で公開していきたいと思います。話題は、アドラー心理学、教える技術、研…
毎週月曜と金曜にブログを書いています。それ以外の曜日では、過去記事の切り抜き、質問受け付け、本の紹…
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#卒論

【ブログ】本当に最後の授業/ 「坂の上の雲」/大福帳の「コメント返し」が好評

2025年2月3日(月) 本当に最後の授業2025年1月27日(月) インストラクショナルデザインの14回目の授業。ゼミはすべて終わっているので、これが本当に最後の授業だ。 授業の前に学食に行って、生協のカツカレーを食べる。学食で食べるのもこれで最後。食べ終えて、その足で、生協購買に行って、生協会員証を返却する。出資金15,000円が銀行振込で戻ってくることになっている。 最終回の授業では、23人分の大福帳のメッセージ・質問を取り上げた。 授業が終わって、回収した大

【ブログ】最後のゼミ研究発表会

2025年1月27日(月) 最後のゼミ生2025年1月20日(月) 通学生ゼミの卒論発表会。これで最終回となり、私のゼミも「卒業」だ。発表会のあとに飲み会をプロぺ通りの店で開くと誘われたので、1時間だけ参加した。ダナンのゼミ合宿楽しかったねと話していた。最後のゼミ生は皆ひねたところのない素直な良い子たちであった。 最後のゼミ研究発表会2025年1月25日(土) eスクール生8人と大学院生3人(博士課程学生のみ残っている)の最後のゼミ研究発表会を早稲田キャンパス3号館で

卒業論文と修士論文の本当の意味

2017年2月4日 (土曜日は昔のブログ記事を振り返って書いています) 卒論発表会と修論発表会がぶじ終わると、論文投稿モードに移行する。もちろんすべての卒論・修論が論文投稿のレベルにあるわけではないけれども、修士論文はすべて投稿を目指したいし、卒業論文の中からは良いものは投稿したい。 現状では、卒業論文は非公開であるし、修士論文は公開されるとはいえ、引用はしにくい。したがって、ジャーナルの論文として公刊されるのが一番いい。そうすれば、誰もが引用できる文献になる。そこまで

研究テーマを「自分のもの」にすること

2017年1月31日 (火曜日は「教えること/研究すること」のトピックで書いています) 先日今度退職される教員の歓送会が開かれました。それぞれのスピーチが面白かったのですが、その中で次の話は特に印象的でした。 大学教員がゼミで果たすべき重要な仕事のひとつは、ゼミ生に「ここを深く掘れば意味のある研究ができるよ」というような研究テーマを提供できることです。その目標が明確に決まりさえすれば、学生は一連の研究プロセスに乗せることができるのです。 というわけで大学教員の資質は石

【ブログ】卒論未済試験/アドラーゼミの最終回/ 『18歳からの「大人の学び」基礎講座』が5刷

2024年2月16日(金) 卒論未済試験eスクール卒論口頭試問はすでに終わっているが、その日にコロナ後遺症のために来れなかった学生のために、未済試験としてZoomで発表をしてもらった。初めてのケース。この学生は、今期のゼミではZoom上でも話しづらさがわかるほどだった。しかし今日は発表も明瞭で、私がしたいくつかの質問にも臨機応変に回答していた。まったく問題なし。

【ブログ】卒論ジャンプが私だけ合わない

2024年1月29日(月) 土日の2日間で、eスクールゼミ生の卒論口頭試問が行われた。今年は土曜日に指定した。ゼミ生5人がプレゼン10分、質疑5分で発表した。先週すでに予行演習をしているので安心して聞いていられる。

【ブログ】フルオンデマンド授業でも月1回のZoomミーティングをすることの効果

2024年1月26日(金) eスクールの授業のデータリテラシー2とインストラクショナルデザインは終盤に入る。4回目で最後のZoomミーティングを開いた。参加者はそれぞれ、19人と14人。 5科目コンプリート

【切抜】少人数ゼミという形式:仲間/ゴール/ファシリテーションの3条件

2023年11月7日(火) 2020年2月3日 卒論のように長期間のプロジェクトをなしとげるためには、いくつかの条件を満たすことが必要のようです。それは、「仲間/ゴール/ファシリテーション」の3条件で、それを具体化しているのが少人数ゼミという形式だと考えています。少人数ゼミという形式は必要としてそうなっているのです。

【切抜】卒業研究はスキルの総合力がなければ完成しない:9つのコアスキル

2023年10月17日(火) 2020年1月19日 卒業研究の発表を聞いて感じることは、高々10分間の発表にこぎつけるためには、たくさんのスキルを習得することが必要だということです。こうしたたくさんのスキルのどれひとつ欠けても、研究発表はうまくいかないのです。

【切抜】卒業論文こそが大学の意味:卒論をコアにしたカリキュラムの再編

2023年10月10日(火) 2020年1月15日 卒業論文の提出でばたばたする時期です。私の学部では卒論が必修なので、文字通り卒業できるかどうかは卒論の提出にかかっています。こんなにもエネルギーを注いだ卒論なので、大学時代の思い出として卒論でのがんばりを挙げる人も多いでしょう。とすれば、卒論を中心に大学教育を考えてみるのとどうなるでしょうか。

【ブログ】ゼミを対話的にゆっくりと進める:研究を楽しむ

2023年4月14日(金) アドラーゼミをやってみて感じたこと。こんなふうに対話的にゆっくりと進めていくのもいいかも、と。それは、通学生とeスクールの卒論ゼミのやり方と対比させて感じた。

【ブログ】卒論ゼミでAIアシスタントを使う

2023年3月17日(金) 4月からの授業が憂鬱だったけれども、授業プランを考えていたらだんだん楽しくなってきた。めんどくさいけど、こういう仕事が好きなんだな。 というのもAIアシスタントが急速に広まってきたので、これを最大限に活用した授業を考えているからです。本格的なAI社会に入りつつあるこれからは、AIアシスタントをどのように効果的に使うかというスキルがクリティカルになってくることは確実です。

【ブログ】今年も跳びました!:eスクール卒論口頭試問

2023年1月30日(月) 1月29日(日)はeスクールの卒論口頭試問が所沢キャンパスでありました。会場は、発表者、教員、教育コーチのみで、Zoomによる中継で公開されました。毎年、会場はeスクール生でにぎわっていたので、ちょっと寂しいですけど仕方ないですね。

【ブログ】通学生ゼミは実質的に最終回

2023年1月20日(金) 通学生ゼミの14回目が終わりました。次回の最終回は卒論発表会となりますので、実質的に最終回となりました。丸3年間のコロナ禍で一番影響を受けたのは、この世代になるでしょう。新入生として入ってきて、1年も経たないうちにコロナ禍に入り、対面授業もできなくなり、合宿もできないというような状況での学生生活を過ごしてきました。