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ちはるのファーストコンタクト

ファーストコンタクトは相互理解への第一歩。このマガジンでは、私が考えていることの第一歩をできるだけそのままの形で公開していきたいと思います。話題は、アドラー心理学、教える技術、研…
毎週月曜と金曜にブログを書いています。それ以外の曜日では、過去記事の切り抜き、質問受け付け、本の紹…
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#インストラクショナルデザイン

【質問】評価士という資格とインストラクショナルデザイン

2025年1月8日(水) 質問評価士という資格を知りました。インストラクショナルデザインを専門にしている方も取得されているようなのですが、インストラクショナルデザインは評価が苦手なのでそこを補うということなのでしょうか?

反転授業の設計と実践(Part 2)

2016年12月30日 ■グループワーク「自分の授業ビデオを作るとしたら」 それでは、グループワークをやりましょう。皆さん方がもし自分の授業ビデオを作るとしたら、どのようなものにしたいですか、ということを考えていただいて、グループ・ディスカッションをしていきたいと思います。それでは最初に2分ぐらい考える時間を差し上げますので、考えていただいて、ポストイットにメモしておいてください。その後、1人1分で、グループ内で発表していきたいと思います。では、お願いします。 向後 はい

【研究】インストラクショナルデザイン研究の方法論

2024年12月13日(金) 私が専門としている教育工学は、心理学、工学、教育実践といった専門領域が複合した教育に関する応用科学です。私は大学院博士課程まで、認知心理学の領域で研究していました。その頃の認知心理学は教育という応用領域にもチャレンジしていたのです。そこで私は心理学をベースにした教育工学で研究を進めていくことにしました。

【雑談】私の最終講義が決まった

2024年11月3日(日) 私の最終講義は以下のように決まりました。 最終講義タイトル:インストラクショナルデザインとは何か 日時:2025年3月8日(土)16:00-17:40(15時開場) 場所:早稲田キャンパス3号館301教室(収容人数285人) 同時中継:3号館801教室(収容人数212人) 実施方法:対面+オンライン配信(Zoom使用) Zoom参加URL:https://list-waseda-jp.zoom.us/j/98698155158?pwd

【ブログ】毎回が”最終講義”/市町村アカデミーで4時間の研修

2024年10月14日(月) 【授業】毎回が”最終講義”2024年10月7日(月) 通学生、eスクールともに秋学期の授業開始。私にとっては、最後の半期となる。通学生の授業は、「インストラクショナルデザイン」と4年生の卒研ゼミだけ。eスクールは、「生涯学習と成人教育学」と「データリテラシー2」と卒研ゼミとなる。

【質問】インストラクショナルデザインのお勧めの本は?

2024年8月14日(水) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 質問こんにちは。インストラクショナルデザインにすごく興味があり、先生の本「教師のための教える技術」と「上手な教え方の教科書」を読みました。オススメの本がありましたらお願いします。

【質問】IDが広まっていないのはなぜ?

2024年8月7日(水) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 質問ID(インストラクショナルデザイン)はいいものだと思っているのですが、いまいち広まっていないように思えます。いいものは勝手に広まっていくと思うのですが、どうして広まっていないのでしょうか。

【質問】看護学生の実習でのシャドーイングという方法

2024年7月17日(水) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 質問看護師です。職場の教育、また看護学生の実習でシャドーイングという方法があるそうです。もともとは英語の勉強法のようです。看護では、先輩に付き添って動きを見て、そこから気付きを待たせるようです。しかし、インストラクショナルデザイン好きな私としてはモヤモヤしています。シャドーイングとは根拠があるものなのでしょうか? 見て覚えるという昔ながらの教育方法をカタカナにしただけのように感

【質問】意識している教え方にアドラー心理学の背景があるのか

2024年7月3日(水) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 質問向後先生が意識している教え方はアドラー心理学の背景があるのでしょうか?

反転授業の設計と実践(Part 5 完結)

2016年12月31日 ■質疑応答司会 それでは、向後先生、あと、ご参加いただいた先生方、ありがとうございました。これから10分ほど質疑応答があります。せっかくの機会ですし、このような、まさに発表、プレゼン、われわれが学生に促しているものを体験してみて、そこから活用できないかと考える機会ですので、先生のほうから、まずフロアのほうに、何かご質問など、何かあれば投げかけていただいても結構ですし、フリーでも結構かと思いますが、どちらがよろしいでしょうか。 向後 では、フリーでお

反転授業の設計と実践(Part 4)

2016年12月31日 ■グループワーク「グループワーク形式を使うとしたら」 ではここで、2回めのグループワークにいきたいと思います。「もし、皆さんが自分の授業の中でグループワークの形式を使うとしたら、どのようなものにしたいですか」ということを考えていただいて、先ほどと同じように、シェアしていきたいと思います。次は、ブルーのポストイットです。では、2分間で考えをまとめていただいて、書いてください。 向後 はい、どうもありがとうございました。それでは、またサイコロを振ってい

反転授業の設計と実践(Part 3)

2016年12月31日 ■グループワークの設計 以上のように、eラーニングは非常に可能性があります。そうすると、eラーニングに任せることができる部分がどんどん増えてくると思います。その一方で、では教室の中でどのようにするのかという話になってくると思います。  次はグループワークです。実習系の授業やパソコンの実習はもともとグループワークを使っていると思いますが、そうではない座学として設定されたような授業でも、グループワークを作っていくことを考えたいと思います。ポイントは、グ

反転授業の設計と実践(Part 1)

2016年12月29日 反転授業の設計と実践  ……学習効果を高める授業設計の工夫……向後 皆さん、こんにちは。早稲田大学の向後です。よろしくお願いします。今日は反転授業のお話をしていきたいと思います。 ■反転授業とはどんな授業か 「反転授業」というのはどのようなことかという話ですが、今までは対面授業をやってから宿題を出すという形でした。皆さんも宿題を出されるかもしれません。しかし、大抵の学生は、宿題をやりません。それならば宿題はやめよう、と。  そうでなく、あらかじめ

【質問】インストラクショナルデザインの実践で大切なこと

2024年5月1日(水) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 質問インストラクショナルデザインを実践していく上で1番大切だと思うことはなんですか? 回答相手あってのことですから、まず反応を聞くということです。もしかすると遠慮して本当のことを言ってくれないかもしれませんので、教えるときに相手をよく観察することです。そのときに相手が何か別のことをやっていたり、退屈そうにしているのであれば、改善することが必要です。 ということで相手をよく観察