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2025年の7月から世界一周します
自己紹介
私は現在 中国地方のとある総合病院で小児科医をしています。
小児科医として12年目、小児科の中でさらに細かく 血液、免疫、腎臓など専門が細かく分かれているのですが、専門は 新生児です。
(コウノトリの坂口君と言ったらイメージが湧くでしょうか?)
社会人12年目は企業ではだいぶ上かもしれないですが、医師の12年目はまだまだ中堅です。部下の相談に乗りつつ、一人で決断できることが増えてきましたが、時には上司に相談し指示を仰ぐこともあります。
来年から
比較的医師としては油の乗った時期ではありますが、タイトルにある通り2025年から休職し (現在勤務している病院からは籍も抜き) 、世界一周の旅に出ます。ルートや期間はある程度イメージしているのですが、こちらは後日別の記事にしたいと思います。
何故世界一周しようと思ったか?
これについてもまた後日記事を改めて書こうと思います。
理由はいくつかあって一つ目は、社会に対してある一定の義務を果たしたと感じたからです。(めっちゃ偉そうに感じたらごめんなさい)
医学生や医師と言うと、裕福な家庭をイメージする方が多いかと思いますが、私の家庭はどちらかというと金銭的に余裕の無い家庭でした。
医学生 2年目の時に父がリストラ、4年目の時に心も病んでしまい、そこから全く働けなくなりました。母が主たる家計支持者として支えてくれましたが、兄弟が多いこともあり、学費は授業料免除の制度を使用、生活費は奨学金でまかなうという生活でした。
卒業当時は奨学金の返済額が1200万円ありましたが、コツコツ返済し2025年前半で完済する目途が立ち、世界一周をするが踏ん切りが着きました。
また、2023年から2024年にかけて自分の身近な人が、病気や事故などに遭い、今までの日常を失ってしまう場面を見かけたことも一つの理由です。
私は当初、医師としての務めを全うし退職後に世界一周しよう、そこまで頑張って働こうと考えていました。
コロナ禍などを経て、今の比較的安定した状態がいつまで続くかわからない、自分もいつまで健康でいられるかわからない、そのことを痛感したためこのタイミングで世界一周に出ることにしました。
一番の大きな理由は、医師として働き続けることよりも世界一周に出ることの方が自分の中で大きくなったからです。
実は医師 6年目の時にも世界一周したいなと淡い気持ちを抱いたことがありました。当時は、まだ奨学金の返済が 600~700万あり、小児科医としての修行を終えたばかりで、まだ専門も定まっていない状態であったため、自分の気持ちに蓋をしました。
しかし、2023年にコロナ禍が開け、4年ぶりの海外旅行に行った後から、自分の中で世界一周をしたいという燻っていた炎がどんどん大きくなり、それは医師として働き続けるというモチベーションを飲み込むほどでした。
ずっと世界一周することを夢見ていたしやりたいという気持ちに嘘は付けない、これが一番の理由です。
今回は
これで終わりになりますが、次回から計画やルート、準備に向けて書いていけたらと思います。