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ルイーズ・ブルジョア展

六本木の森美術館で開催の、ルイーズ・ブルジョア展に行ってみた。

幼少期の家庭事情により、トラウマを抱える。その記憶から生み出されている作品。

会場は撮影可能なので、気になった作品を撮ってみた。再構築するかのように並べてみる。


布でできている。

場所によっては気分が悪くなった。精神と一体になるような感じで。
しかし、救いになった気がする。

所々にある、ルイーズの言葉。

「生まれるとは追い出されること、見放されること」
この言葉に安らぎを覚えた。
産むことも、置き去りにされることなのではないだろうか。
自分と一体になり、体の中で守ってあげる存在から、外に出て別個の人格を持つ存在になる。



おもしろい






ショップの関連図書のコーナーは、フェミニズム関係が多い。
父との関係や自分の家庭に悩んだこと、また女性や母性についての作品も多いからかもしれない。
しかし、それを単純にフェミニズムに結び付けていいものだろうかと疑問に思う。
きっかけは家庭にあっても、そこから生と死や自己について悩み、考えてその形が作品なのではないかと思う。

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こひろ@こぎん刺しのテディベア作家kogin*bear style
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