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「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」

森美術館(六本木)の「マシン・ラブ」を見に行ってきた。
開催中~2025.6.8

ルイーズ・ブルジョア展を見に行った時に次回展示会としてパンフレットがあって、その時から気になっていた。
初日は混雑するかと思い、2月14日のチケットを予約した(13日は首都圏が暴風だったので14日にしてよかったと思った)

藤倉麻子「インパクトトラッカー」
見入ってしまったインスタレーションだった。自分がどこにいるかわからなくなる、別世界の現実。ありそうでない世界にリアリティを感じた。
このように感じる場面はいくつもあった。


ピープル「ヒューマン・ワン」
アドリアン・ビシャル・ロハスのシリーズ作品とぬい撮り。



アニカ・イ


ケイト・クロフォード、ヴラダン・ヨレル 《帝国の計算:テクノロジーと権力の系譜 1500年以降》とぬい撮り。



仮想現実の中で、アバターとして活動し、仕事や学校、社会活動も完結させられることもあるという。
アバターではコンプレックスや美醜にとらわれることがない。
障がいや老いも気にせずに暮らせるようになる。身体的な事情がハンディになっている人にとっては朗報ではないだろうか。
しかし人間はどうなるのだろう。人間として生きている実態は変えられない。そして衣食住は必要になるが。
リアルでは淡々と周りに合わせて、ヴァーチャルで自分の個性を発揮する…というようにはいかないと思う。リアルで自分を出せない人はヴァーチャルでも出せない。その奥に人間がいて、人間の集まりなのは変わらない。
リアル同様、同町圧力などは発生すると思われる。

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こひろ@こぎん刺しのテディベア作家kogin*bear style
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