「それでも生きて」と言われた気がした。
子どもたちを夫に託し、安産祈願と出産祝、お墓参りをしてきた。もちろん3箇所で。
見えないけど、生きている命。
生まれてきたけど儚い命。
もっと生きたかったけど叶わなかった命。
それを支える人たちにも1日で会った今日の感情はとても目まぐるしい。
これからを楽しみに過ごす家族。
日々の忙しさに揉まれる家族。
別れを経験し、それでも続く日常を精一杯紡ぐ家族。
そこに在るだけで、どの家族にも命にもとにかくパワーがあって、圧倒された。
生きていることを意識しないくらいに健康で、感謝を忘れるくらいに淡々とすぎる日常を続けないといけない。
「続けたい」と綴れない。
でも、それでも、「こがちゃんは生きて。」
そんな声が聞こえる。
面白いことに3箇所全てで、「食べてるものが身体を作ってる」ということを伝えられた。
子どもの健康は守りたい。
子どもの身体が、食事で変わっていくことを目の当たりにしていきながら、自分の健康も作っていく未来を描く。
私にはそれが簡単にできないけど、今日出会った彼らの顔を思い出したら、やらざるを得ない気がしてる。
どうしてもネガティブスタートだけど、スタートラインになら、私も立てるかな。
「それでも生きて。」
しばらくはそうやって背中を押されながら頑張ってみようと思う。