婚姻届には婚姻費用分担の取り決めを添えて 20210201
2021年2月1日となった
ストック記事を毎日小出しに発信していたら,アイディアが湧いてきて,新規発信したくなった
本当は,別のストックもあったのに,でも,月初の新しい気持ちに寄せたくて
1月までは,離婚・・・その前の別居協議のヒントになるものを綴っていた
家族の悲劇は,人格的に問題のある個人の責任ではなく,仕組みの未整備や,制度の欠陥,正しい知識に触れる機会も与えられないカオスな世界・・・要は,単独親権制を筆頭に,民法で規定する家族に関する法の規定と,日本で暮らし家族となって家庭を営もうというプレイヤーの認識とのギャップが甚だしく,深い溝があってのことに思う
親子の別れに直面して,初めて問題意識を覚えた当事者にとっては,面会交流という言葉自体にアレルギー反応が出てしまうけども,婚姻中同居中,特に離婚の2文字がよぎっていない,というご家庭でも,わが子の寝顔しか見れない・・・というようなワンオペ育児と長時間労働の犠牲になっている例もよく聞くので,とりあえず,子育て世代の全家庭に面会交流を普及させた方がいいし,その先に,共同親権(婚姻中)共同養育が社会に定着するような気もしている
その辺のことは小出しもしてきたけども,今回は,子育て世代に問わず,夫婦になったら婚姻費用を分担することになる(法も強制する)ということについての普及の必要をつづりたい
意外に,財産分与=専業主婦でも長年貯金してきた夫婦の財産の半分は妻のものになる,という知識は知られていたりする(RK母の例)
ただ,財産分与は,離婚するときに行われるから,離婚自体がハードルが高いと,絵に描いた餅のようなもの・・・かえって,離婚を躊躇することになるかもしれない
稼いだのは夫でも,貯めたのはあたしよ
みたいなことを言い切れるなら(RK母は断言),財産分与への意識は高いだろう・・・前提として,夫婦でどれだけの貯金があるのか,を把握していることになる・・・これが意外にできていない・・・(あるいは貯金ができていない)例は,離婚事件を扱う中ではよく感じる
お金の話ができる夫婦は円満だ,という仮説が立つ
大金持ちである必要はないとはいえ,お金の話をできる,そういう夫婦会議を厭わないということが,夫婦として共同生活を担う(同居は必須ではないだろう)最低条件に思う・・・FPさんとのコラボをしようかしら
万が一の離婚のときの財産分与について話合えるのは理想だが,婚姻しようというタイミングで,不謹慎,というイメージもわからなくもない
婚姻費用は夫婦であることで分担が義務付けられる
だから,婚姻しようという時のお金の話としては,婚姻費用を意識して,夫婦会議ができたらいい
婚姻費用は,別居したときに調停を申し立てられて請求されるものであり,調停が成立すると,離婚または別居を解消したときまで,が期限になっていたりする
しかし,同居中は負担しなくていいというものではなくて,同居生活上の共同生活を通して,いかようにも自由に協力すればいい,という丸投げ方式なので条項上は,そういう表現になるものの,かといって,経済的DVになるような状況は望ましくない
別居後の婚姻費用の分担についてをそのまま当てはまるものではないにしても,軸として,意識することが,夫婦間でお金の話を尽くす指針になるだろう
ベースにしつつ,共同生活上は,便宜的に,公共料金等引落は全部一方にして,日々の支出については他方にして,教育費は別途出し合って,という方法だって選択できる
ただ,婚姻費用という単語を知っていることが,お互いに,それが外枠となって,夫婦の協力関係を維持する努力の源になるように思う
別居して裁判所に調停を申し立てればどうなるか,ということを知っておくことが,より建設的な協議を叶えるというわけだ!!
この辺りのことも,家族観を心地よいものに転換し,個人の尊厳が最大化するHappyLifeをお届けする発信として,続けていきたい☆アイディアだけはあふれている・・・
が,2月になった節目に,発信の仕方にメリハリを取り入れたりしていこうとも考え中
とりわけ,月曜日は意識して気合の発信をしようと決めた!月曜日から変えていく
月曜日革命である🍊
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