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共同親権弁護士の可能性

体調不良は、どうも周りも蔓延している

ゆっくり過ごす週末となって、夢描く

噂のThreadsを登録して、記念すべき1500日連続noteを投稿してみた!

共同親権弁護士になって、子育て支援、家族支援に徹底してくれる同志が増えることを歓迎したい

すでに弁護士である先生方が関心を寄せてくれれば早い

司法試験を受験しようという方も応援する

もうひとつ

わが子を司法試験に合格させる

ここも大切なアプローチであった!!

昨日いろいろ調べて、結局のところ、司法試験に合格するには、もちろん試験対策も必須として、それ以外は、まず、司法試験受験資格を得る、というだけで、それ以上、中学受験とか、法学部入学とか、というのは絶対ではないというわけだ

現に私は、地方の公立中出身、高校受験を経て、大学は教育学部を卒業し、ロースクルール卒業こそしたけども、乳幼児の子育てをしながら受験勉強を続けて、合格したのだった

ウチの親も親戚も、どこにも法律家がいなくて、サラリーマンと主婦の転勤族の家庭で、そう、娘を法曹にさせたい、とかはなかったかもしれない

一方で、一応全国転勤のある会社に勤めながら父は、女性が会社員で働くことの苦難については他人事としてではあるけども直面していて、当時、言葉にもなっていなかったかもしれないけど、マミートラックの問題を感じていた

父のように、大学に進学するまでのところは達成したとして、その先という道筋を親は示すことができていなかったけども、娘の性格的に、母のように主婦として生きることはないだろう、というところは、ある意味覚悟していたように思う

共に20代で親になって、若く、娘が大学を卒業して、早く片付くのかと思っていたのかもしれないが、大違い、そこから10年もサポートを続けることになる

でも、若かったから、それもできてしまった

最後の司法試験挑戦を終えたころ、ちょうど父も定年した

ちょうどよく、合格したとはいえ、本当に、ギリギリの綱渡りであった

もし不合格だったら、と、当時、そう悲壮感に追い詰められた状態ではなかったけども、一応念頭に、行政書士や、夫婦カウンセラーの生きる道などを想定もしていた

でも、どこかで合格しているような気はしていたように思う

すでに貸与制に移行した谷間世代ではあったけども、それまでのバイトで生き延びる状況とは違った

親の目から見たら、思いがけず、ずいぶんとすねかじりが長引いただろうけども、若い親に頼れる環境があって、そして、子育てと両立させて司法試験受験に挑戦するという実態は、それを経済的に支えてもらっただけでなく、もちろん、子の監護のサポートもずいぶん頼ったものだったのである

当時、実家はまたも転勤して、九州、長野で子どもと二人暮らしをしていたので、遠くから何度も通ってくれてサポートをしてもらったのだった

浪人を続けることになったときは、東京に転勤してきて、少しは近くなったけども、夜や日曜日のゼミに参加するために、マメに通ってもらったり、それだけでは足りなかったので、ファミサポや日曜保育なども駆使したのだった

結局そうやって過ごしたときの受験も不合格にはなるのだけど、ゼミの出席は続け、好成績だった

最後に成績が落ちたというか、その年の最終合格者が追い上げていって、いわば次点だった

残された最終挑戦権を放棄できないという気持ちになる結果だったので、最後の最後、離婚までした娘の挑戦に付き合ってくれたのが両親である

そこまで、親を巻き込んでの司法試験だったのに、そう感謝を尽くしているわけでもない気がするし、弁護士になってからも、また乳幼児育てのサポートに巻き込んだりで、やれやれ、と思っているのかもしれないけど、同市内に住まいを落ち着けて、何かあれば頼れる距離で、しかし、両親自身の人生も満喫している距離感である

当分は、まだ、こういう具合がいい

老いるのはその先で、と願う

子どもたちの行事参観は刺激となるみたいで、駆け付けてくれる

ずいぶん子どもたちもたくましくなったので、そう、緊急病児で頼るような場面も減ってきたけども、長い長い受験生活で先が見えなかった時代には想像できない穏やかさである

長いようで、受験を応援していたのは10年だ

合格してみたら、同期はたいてい若く、大学、ロースクールと順当につまづくことなく法曹になる夢を叶えようという優秀な方々にもよくあう

といっても、聞けば、10代の頃の志で、法曹を目指すことになり、そのために必要なルートを逆算すると、法学部入学、そのために勉強頑張る、大学生になって、司法試験あるいはロースクール入学のために頑張る、というコースを淡々と歩み、結局10年くらいかかっていることがわかる

私は、10代の頃は、もう少し迷走していて、ジャンプとボキャブラ天国に夢中になっているような過ごし方で、身近に法律家などおらず、出会ったこともないから、遠い遠い、遠い存在だったので、まさか、弁護士になるという発想はなかった

それは、自ずとジェンダーバイアスに捉われていた思考もあったかもしれない

勉強は嫌いではないから、教員かな、みたいなイメージで教育学部に進学するけども、養育環境とか、ルールのこととか、実はすでにめちゃくちゃ興味を持っていたように思う

家庭裁判所調査官というのも進路の候補にあった

大学生になって、女性の行政書士による生き方本みたいなものを手にとり、自由業を知る

そして、情弱過ぎて気づいていなかったけど、法曹改革があって、合格者増員、多様な人材を求めているという謳い文句のまま、予備校の勧誘に周りものっていたのもあって、挑戦することになる

合格率が3%もなかった頃だっけかな?

でも、何か、挑戦するもののある人生を生きてみたい、というのがあったかもしれない

いろいろあって、長い受験生活で、いろいろな景色を見たけども、結局、試験なので、必要かつ適切な対策を尽くせば、合格にはたどりつく

いや、相当な努力はしたはずなのに、ついに結果にたどりつかなかったという例もあるので、あまり安易には語るべきではないのかもしれないけど、たぶん、私が合格した11年前の状況ともまた変わっているように思う

努力はだいたい裏切らない試験

だけど、たしかに、司法試験に合格しさえすれば、安泰(そういう時代はあったのかな?)とも違ってきていて、合わなければ弁護士登録抹消もあるわけで、合格のニュアンスも変わってきているかもしれない

それでも、やっぱり、憲法を学び、基本的な法知識を備えるだけでも、司法試験を突破する価値を感じる

とにかく稼ぎたい、というのであれば、もっといろいろな方法があるのかもしれないけど、稼ぐだけではない文化的な価値はいろいろある

自分が他学部・未修コース出身だからか、自ずと出会う仲間も、いろいろな経歴だったりする

予備試験コース確立によってか、かつて不登校からの高校中退を経たというような異色な経歴の方も合格していっているような話も聞く

すなわち、だ

弁護士(その他エリート)になるために、逆算して、幼いときからの受験生活が、度が過ぎて、教育虐待みたいなワードも飛び交うこの頃、すっかり、そういうのと疎い子育てをしている当事者として、成果も出していないから、まるで負け犬の遠吠えと言われればそれまでだけど、学校は、近くて通いやすいこと、が大事で、学びの環境さえあれば、いくらでも、挑戦することはできるように思う

不登校があっても、最後は、司法試験に合格していけば、人生はどうとでも切り拓くことができる

で、あれば、夢中になる何かに出会って、一生懸命取り組むこと、これに勝ることはないだろうな、と

司法試験合格は、試験対策によって突破できるし、試験対策というのも、対象が違えど、一般化しうるのは、最低限知識を身に着け、作法に沿って、問いに答えることに尽きるだろうし、それは、夢中になって取り組んで何かを攻略するものと同じ、といえる

もっと司法試験が一般化して、基本知識として、誰もが習得するくらいに普及するといいと思う

私は、運転免許の取得をしていないけども、運転免許くらいに位置づくといい

そうやって、国民の人権感覚も徹底されていけば、きっと、不当判決のような、人権はなく、差別はしていても問題はない、みたいな異常さも改められていくように思う

共同親権弁護士の役割は、養育環境の整備にとどまらず、そういう可能性を含んでいる

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弁護士古賀礼子
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