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#子どもの権利条約 #5

子どもの権利条約を読み始めると、「親」が登場することに気づく

子どもとは、親あっての存在なのだと気づく

小さい、年齢が幼い人間、というだけではないのだ

親子の関係が守られてこそ、子の権利が叶うのだろう

5条は、こういう

第5条
 締約国は、児童がこの条約において認められる権利を行使するに当たり、父母若しくは場合により地方の慣習により定められている大家族若しくは共同体の構成員、法定保護者又は児童について法的に責任を有する他の者がその児童の発達しつつある能力に適合する方法で適当な指示及び指導を与える責任、権利及び義務を尊重する。

ユニセフが、親の指導を尊重、と紹介する

親が、子の発達段階に応じて指導する、というのを主語を先にしているが、条文の主語は、締約国は、になっていることに意識したい


親というのは、日々成長する子の発達に応じた適切な指導するものではあるが、基本的には、その親による指導を国は尊重しなければならないということ

肌を離すな、手を離すな、目を離すな、心を離すな、なんていうことを、成長段階に応じた親子の距離感の参考に聞くことがあるし、子育てノウハウの知恵は集積されている

とはいえ、最終的には親が決めたことは、基本的に尊重されるもの(明白に子を害する場合を除くのは当然含意されているだろう)

だから、試行錯誤しながらでも、親は自信をもって親をしてみてほしい

親らしさは、誰も奪ってはいけないはずなのである

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