調停に代わる審判という手続き~家裁予算10倍計画待たずとも、変わってきていること→だから、共同親権大丈夫
5年目突入のnote毎日発信チャレンジ、共同親権法改正施行日までは続ける決意!!
昨日のにリアクション多くいただいてます
最近、電話やwebを使った調停手続きも珍しくなくて、合意による解決に至ることがある
リアル調停だと、当事者双方が出頭していて、その二人が同席するかはともかく、裁判官が、それぞれのリアルの意思を確認したということで、合意成立の確認済となって、調停が成立すると、離婚の場合だと、その調停成立日が離婚日になったりする
それが、電話やwebでもそうは変わらないように思うのだけど、そこは慎重に、合意が成立しているのに、調停成立とはならない
かといって、全く解決できないというのも不毛なので、調停に代わる審判という手続きとなる
こういうところで詳しく紹介されている
法律的には次のように定められているもの
合意が成立していることを裁判官が確認の上、審判という方法で法律効果をもたらす
審判離婚が確定すれば、確定日に離婚が成立する
調停離婚との違いは、合意が成立しているのは同じでも、その合意成立日に離婚が成立するのが調停離婚であり、審判離婚は、異議申し立て期間の経過などによって審判が確定する日を待つことになるが、審判確定日には離婚が成立する
これは、調停に代わる審判が、夫婦関係調整事件の場合で、電話調停等でも、調停が成立することもある
面会交流事件は、電話調停でも調停が成立するのである
ADRもブームだけど、裁判所での手続きも以前に比べて利用しやすくなっているといえる
そうすると、共同親権論はもうけっこう古くて、法改正の必要含め問題提起されて長いわけだけど、ひっかかったのは、共同親権体制を担えるだけの裁判所のキャパに問題があると言われていることであった
家裁予算10倍増必要論なんかも飛び交ったりするのも、まんざらハズレではなかった
とはいえ、昔からひっかかっていたそのウィークポイントが全くそのまま放置されているわけではない
調停に代わる審判手続が誕生した家事事件手続法の制定からも時間は経ってきているけども、かつての課題は諸々解消されてきているわけだ
さらに、IT化も進み、これからますます、web期日なども活発になっていくことだろう
ADRも普及するかもしれないけど、家裁だってより利用しやすくなっていく
以前の、リアル出席のみの調停だと、同じ建物にフロアが違うかもしれなくても、紛争相手がいる場所に赴くそれだけで、体調を崩し、吐き気をもよおすのも珍しくないようなそういう苦痛の場所であって、もう二度と来たくないということもやむを得なかったりしただろう
電話やwebのツールによって、多少は負担が軽減されていたり、また、そもそも遠方で別居していた場合に、調停自体が成り立たないようなこともあり得た状況に比べれば、寝坊したとしても、電話に出てくれさえすれば、多少の前進が叶い、協議・話合いができたりする
なんといっても、裁判所に持ち込まれるほどの葛藤がある事案にあふれているわけだが、一方で、調停委員も研修を受けたりしているわけで(時々明らかにハズレだなと感じるケースもあるわけだけど)、調整して合意による解決に導いてくれるというのも実際ある
私自身取り扱う案件では合意による解決(調停や和解)の方が多い
無理に諦めさせるよう説得しているか、というとそうとも限らない
割と満足して納得していただいているように思う方が多い
まあ世の中の標準が悲劇的すぎるゆえに、相対的に有利なことが導けたときには、チャンスを逃すことがないように、ということで促すこともあったりする
不安はいつまでも不安なので、思い切りを決めるには、勇気が必要なところもあるけど、幸いにも、事後的な状況をうかがえるときがあり、解決して本当に良かった、という声をいただいたりもする
運がよかった、もあるかもしれないけど、ある程度の戦略・戦術によって引き寄せているところもあるように実感している
共同親権制が実現する社会においては、
ますます!!
単独親権制の撤廃さえあれば、骨抜きとか名ばかりとか、そうは心配いらないんじゃないか、って思うところがあるのは実は内緒
もう議論も熟している
ありがたいおまとめもあったりするし
オレンジパレードレポもまたいい
世の中の変わり目も感じられる
共同親権になっていく中で安心して新しい法制度を迎えいれるべく豆知識をお届けできるといい
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