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父か母か 選べるのか 考
今日は母の日なの?
かつては、司法試験短答式試験の日、ということでその印象の方が深い元受験生(現法曹)も多いところ
いつかも試験を受けていた日かもしれない
午後1時30から3時間、憲法・民法・刑法を20問ずつ合計60問解く
だいたい時間は余らない
そのために1か月で1000問以上の過去問を解いたこともあったことを思い出す
過去30年分×60問=1800問を解くべし、という教えに従ったこともある
せいぜい10年分は必須
加えて新作問題でのトレーニングも重ねる
懐かしい
そして、夕方には速報がでて結果が出る
合格点は45点前後なことが多かったなー
初めて短答を突破したときは、5万人弱の受験生のうち、7000人ちょっとが短答を突破するけど、ほとんどは去年までの短答突破経験者だから、新規枠は、昨年の最終合格者が抜けた数相当の1000枠くらいしかない、という解説を経て、がむしゃらであった
たぶん、最終的に司法試験を合格するとき以上の努力をした瞬間であった
気が狂った
そのあとはひたすら順番待ちのごとく挑み続け、最後は神頼みでヤマが当たったのが合格の秘訣である 本当の話
さて、つい、司法試験に話が引きずられたが、母の日ということで?私の人生にもしも、両親の離婚があって、父か母か選ばなければいけないということがあったらどうなったか妄想していたことの記しに戻す
私はねー
— RK (@koga_r) May 9, 2020
サラリーマン&専業主婦夫婦の離婚なし家庭ではあるけども、仮に離婚されたとき、長年無職の母の単独親権になるとしたら、恐怖でしかない
父にもしっかり責任とってもらうべく、親権者でいてもらって、父の経済力を頼りつつ、母とは潤沢な面会交流で関係を保ち、女の自立でも語り合いたいね https://t.co/MDxH3pENQR
結論として、選べない、ということがわかった
息子にも選ばせたくない
無理を強いることはできないのである
父か母か、は残酷である
それでもって、なぜか単独親権制を温存させた挙句に、その親権者指定に際して、経済力を考慮しないで、愛着理論だけで指定して、済ますことにする
とても恐ろしいことがまかり通っていると気づく
愛情さえあれば、子は育つ、なんてメルヘンそのものを司法は不問にする
命がけで 働いて、稼いで、そうやって家族は養われていくのに・・・
戦後の貧困を知る世代は、がむしゃらになって子育てをしてくれた
そのおかげで、貧困を知らないで済む人たちが、温存させてきたのではないか
子どもの貧困問題が語られるが、最悪なことに支援者によってますます搾取され、貧困構造が解消されない事態に及んでいる
共同親権への法改正をしなければ、恵まれているものは共同養育を選択でき、そうでない場合は、ますます困窮する
格差が拡大するばかりである
司法試験より難しい問題に挑戦していくことになるとは、想像もしていなかったけど、おかげさまで弁護士になって、5月の第2日曜日は、純粋に母の日だと実感でき、娘からはお花のお絵かきをいただいたし、この穏やかな気持ちの中、改めて闘志を奮い起こし、必ずや、社会を変えてみせるのである
日本を変える
壮大すぎて、中学時代につぶやいた戯言のような夢だけど、今、本気で夢を見ている
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