#共同親権 以前に #共同養育
#共同親権弁護士 ながら、 並べられるけど何か違うの?何なの、のこのテーマについて言及する
ハートとハードとして、両方必要論もある
共同養育さえあればいいというわけではなく、無規制の養子縁組(虐待リスクが顕著)に対応するためにも、共同親権法改正が不可欠だ
だが、あえて、共同親権以前に共同養育 いおうというのはなぜか?
婚姻中の話をしたいからだ
共同親権と共同養育の違いは、現行法制に従えば、前者が婚姻中に限定され、後者が、婚姻の有無を問わないことといえよう
だから、離婚後共同親権、という呼び方が必要になるし、共同養育の法整備(民法766条はあるが、本日提訴会見があったような連れ去り禁止法等、諸々の細かい制度充実が必要かもしれない)でも、子の福祉の実現は可能かもしれない(号令としての、共同親権法改正があった方がいいのは、共同養育のための細かい法整備だけではやはり足りないと考えられるからだ)
今日の記者会見等はこちらから
しかし、すでに婚姻中は共同親権だ
もちろん、法的に婚姻中(同一戸籍)であっても、まるで親権を失った離婚後の別居親と同様な状況(わが子に会えない)に遭う問題があり、これは非婚差別による養育権侵害の問題に尽きる(詳しくはマガジン参照)
今日は、上記記者会見の応援にも駆け付けられず、完全プライベートなママな日を過ごしていた
来月、6年間通った小学校を、息子が卒業する
今日は、その卒業を祝う会というのが、6年生の実行委員と保護者有志(卒業を祝う会対策委員?=卒対:PTAでなはい、ゆえに非会員の私も堂々と出席)により開催されたので、参加した
例の感染症拡大防止策で、他学年の保護者会等キャンセルが続く中の強行ではあったけども、大変すばらしいものだった
こういう環境で6年間過ごせたのは本当に良かった(転校経験のある私としてはとてもうらやましい恵まれた環境だと確信した)
保護者からの歌のプログラムもあるので、その練習の時間から早々に参加し、席を陣取る
卒対メンバーはほとんどママ(スライドショーはあるパパさんが頑張ったみたい)、出席する保護者も、ほとんどママ
繰り返して指摘していることだけど、今幼稚園の娘の参観日では、3分の1くらいはパパ参加があり、息子世代に比べて圧倒的に増えている感じがあるので、おそらく、娘の小学校卒業の頃は、さらに景色が違うだろう
男女共に子育て、といっても、まだ低年齢児に限ってのことかもしれない
20年前の恩師も、小学校に入る前は、送迎など分担したけど、就学すると全然よーと言っていたことがまだ響く現状がある
卒業を祝う会も親というより、ママたちの会である
まずは、親子で遊びたい、ということで、紅白チームにわかれての、大玉ころがし・親子はペアになって、2組が一つのグループになって、リレーしていく
僕たちは、もうすぐ中学生になる
親子で一緒のプレイはもうなくなるかもしれないから、企画しました、と
たしかに
幼稚園に行けば、いくつもの親子競技もあるし、何度も重ねてきたけど、何だか久しぶりに思えた小学生兄との親子競技
なんか楽しかった
運よく、所属するチームが勝って沸く
お遊びなかんじで盛り上がる
次は、子どもたちからの出し物:合奏
世界に一つだけの花
息子は、リコーダーながらセンターで、地味な活躍
ステージには、ドラムを華麗に(かっこいい)演奏する同級生女子(息子いわく、クラスの誇り、なぐらいとにかくすごい、らしい!!)
いわゆる合奏なのだけど、私の記憶する、30年前?の小学校にある、ギチギチ指導されてやらされている「お出し物」とは全く違う
パーカッションチームも、ノリノリで楽しそう
そして、登場する、SMAP風な実行委員たちが熱唱
よく見たら、ステージの奥の方で、組体操をしている~運動会の見せ場再来
ありがとうの文字が舞う
素晴らしい演出である!ブラボー
単純に、楽しませてくれる仕掛けがいっぱい
先生の指導にとどまらないのだとわかるし、まぁ、先生方も変わってきたのかな?
うまいとか完璧とかにとどまらない、楽しませる!ことをご指導いただいたということは本当に素晴らしい!!
合間に、従来どおりなかんじの先生方のコメントもあるけど、心はこもっているって伝わってくる
そして、スライドショー
100人近い6年生ひとりひとりの幼いころの写真と、今こんなに大きくなったよの写真が切り替わり、そして、親からのメッセージが添えられる、けっこう長い(細かいところまでこだわって仕上げていただいた編集担当のお父さんに感謝!!)
多くは共同親権たる婚姻中父母のご家庭のお子さん方である
どんなに愛され、大切にされ、生まれてきてありがとう、大きくなったことの喜びに包まれているのか
それぞれのメッセージだとしても、親子の愛があふれている
けっして、シングルマザー家庭ではないだろうけど、やはり、子育てを担い、メッセージを添えたのはお母さんなのかな、というものが見られた
仕事頭でジェンダーフリー男女共同参画目線で突っ込むのはヤボだろう
お父さんもしっかり長時間労働で支えてくれているはずだ
そこにも寛容でありたいし、しかし、だからこそ、婚姻中共同親権における共同養育こそ徹底普及がまず必要だろうと実感するのである
保護者といってもほぼママたちで作られる卒業を祝う会
共同親権があっても、子育ての現場から排斥されている父親たち
パパっ子の娘がその年になったときには、当然パパも参加し、パパにメッセージを用意してもらおう(末っ子はママっ子だから、担当する)
会が始まる前の雑談で、女子母たちと話すと、娘のパパっ子ぶりを言っても、小6女子は、「パパ嫌い」なのだと笑って語られた
欲しいものをおねだりしたときだけ話しかけ、買ってもらえた夜だけおやすみをいう
リアルかもしれない
しかし、それこそ連れ去りもなく・親子断絶もない普通のご家庭の風景かもしれない
パパキライモードを穏やかに過ごせる思春期がある生活のありがたさを、つい仕事目線でよぎってしまった
本当に嫌いなのか憎いなのかわからないまま、会えない親子がいること、本日その問題に関する集団訴訟が提訴されている日本で、東京の果て、都心から一番近い田舎小平のある小学校はとても平和であった
パパがいてママがいて、両親に愛されて健やかに育つ
それは当たり前中の当たり前なのだ
専業主婦と長時間労働の父であってもそうなのだ
当たり前だからこそ、離婚というライフアクシデントに直面したら、その当たり前を失うべきやむをえない事態なのではないか、という思い込み
感染症拡大防止策提言に忠実に各イベントをキャンセルしていく国民性だもの
離婚しても、別居しても、当たり前の #パパもママも が多くの子どもに届けるようにしよう、そういう選択肢もあること、あっていいこと、そのために努力してみること、その努力を応援する仕組みを整えること、たったそれだけのちょっとした工夫が欲しい!!
こんなに愛されている宝物な同級生と並んで、幼いときの両親の離婚という経験を背負う息子も笑顔で参加する
それができるのも、#パパもママも を失っていないから
もしかしたら、ひとり親家庭の子がいるのかもしれないし、私が仕事で関わる子どもたちがこの場面にいたとき、幼い時の写真と今の写真が切り替わる演出を複雑に受け止めることもあるのではないかとも想像する(そういう声から、配慮を求める立場もあることを知っているが、しかし、どういうった状況でも、小さいころがあって、そして大きく育ったことは、みんな祝福されていいだけのことだ!)
地元の小学校を通い切って、悲喜こもごもあったけども、なんだかんだと仲良しの同級生と穏やかに過ごせたことがとてもありがたい
仕事と両立するワーママとして、この上なくありがたい環境である
不登校などで悩むこともなかった
友達と喧嘩した
お笑い係での漫才がウケなくて、へこんで帰ってきた
先生に叱られた
いろいろあっても、なんだかんだと元気に登校し続けた小学校に、卒業までのカウントダウンがもう、あと残りわずか
感動のスライドショーのあとは、親からの出し物
練習時間もあったけど、1回だけ、最後に紙飛行機を飛ばすっていう演出の打合せのようなもので、全然声を出せない、歌詞は手元の歌詞カードを見ながらっていうゆるさではあったけども
彼らが2年生のときに合唱したのを見習って、という選曲
アクティブな私の課題として地元の知人が手薄ということを自覚していたところ、あんまり濃厚に話せるママ友がついにぞいないままに卒業になったけども、たしかに、同じ時間・共に成長する時間をわかち合ってきたのだった
改めて、この応援歌ともいえるAKB48の曲が刺さる
子どもたちがSMAPで、親たちがAKB48
時代の名曲を交換こする親子の時間
私を親にさせてくれてありがとう、という気持ちが湧く
そして、やはり、親業を奪われていくとしたら、それは人権侵害なのだ
わが子が産まれ、抱いて、嬉しくて、成長を喜び、祝い、願いを込めて、当たり前にひとつひとつの節目を過ごしていくもの、きっと奪われることのないふつうの日々
その約束がない国だということを、日本に住む多くの親は知らない
知らないのが一番だとしても、ある日を境に当事者となって、知ることになることが続いてしまう
恐怖の人権侵害と隣り合わせにある日常を感じながら、卒業を祝う会がフィナーレを迎え、そして、記者会見が始まる時間となっていた
離婚後共同親権ということもないかもしれない
求められるべきは、共同親権の徹底だ
そして、共同親権であることを失われないことが守られること(もちろん、正当な理由のために適切に制限する必要があることも認め、そのための手続き整備が不可欠である)
小学校1年生のとき、ママは弁護士1年生
いっしょに成長をしてきたつもり
ママも、たまにしかやらない刑事事件で、勾留に対する準抗告を初めて獲得(勾留請求却下の意見が通ったことはあった)して、弁護士業としてもちょっと経験値をためてきているつもりだけど
小学校を卒業し中学生になろうっていう成長には敵わない
先生方がありがたいお言葉をくださって、夢について、夢を持つこと、夢を叶えること、まさに、ありがたく、かつて、教育学部で共に学んで教師をやっている友達たちのことも思い出し、多くの人を教育し、夢に出会い、多くの夢を叶えるという仕事の魅力も伝わってきて
ママになること、弁護士になること、という夢を私も叶えてきたから
あなたの夢を応援すること、夢を見つけるお手伝いをすることも、ママの夢だけど、やっぱり何より、もうひとつ自分の夢を叶えたい
日本を変えるのだ
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