親子とは #自然権 である
テレビ朝日のスタジオで、AbemaTVに出演してまいりました。
人生にこんなことが起きるなんて。
足踏み・遠回り・綱渡り、という風によく語るのだけど、
8年半前の震災直後、3歳の幼児を連れた無職のシングルマザー@浪人生からスタートして、生放送終了後、タクシー券使って自宅まで送ってもらえる待遇なんてね。ふ。
2回目の司法試験受験を終えて、ひとまず、仕事をしようと職探しをした。
受験勉強で培った国語力を発揮して、塾系のバイトを始めようとしたら、不採用だった。「教育学部出身」なの?そういってくれた方がよかったのに、という初歩的なミスもした。
それでも、かつて、一生懸命受験勉強をして、ある程度結果を出せたことでご縁あった受験業界の仕事に戻ることができ、また、幼稚園の送迎時間に配慮もしていただけるという待遇で、なんとかバイトを始めることができた。
ただ、受験の結果がわからない状況では、せいぜいバイトするしかなく、手当もフルに受給した綱渡りの日々。万が一の備えなんて、二の次以上の後回し。
そして、不合格という結果。いよいよ追い詰められた。
当時の受験制度的に、ラスト1回しかチャンスが残っていなかった。
神頼みを尽くして、挑んだ失権間際の挑戦で司法試験に合格する。
ちょうど、一番就職難と言われる世代だった。
即独開業せざるを得ないというケースも多かった。結果として、みな、のびのびと自分の得意を見つけて活躍しているのだけど、当時の、即独へのまなざしは厳しかった。
4歳児連れシングルマザーが働きやすい職場と出会う方が困難だ。
だから、即独事務所が開業する前に内定し、一緒に事務所を開いていくことにした。
ようやく弁護士になったとき、ベテランの先輩が教えてくれる環境にあるわけではない。
地元のお客さんが寄ってくれたご依頼をただ一生懸命に尽くした。
その連続。
一つ一つの事件が教えてくれた。マニュアルや教科書、先輩の指導などない。
どうしたら少しでもよいことができるか、ひたすら考え、アクロバティックな戦略も挑み、アイディアが柔軟にあふれることを大切にしていく中で、培ってきた。
そうやって、たどりついた、親権制を考える毎日。
もう、恥ずかしくって振り返ることもできないけども、記録しておく。
大切なキーワードは網羅できたと思う。
自分で言おうと思っていたことを、パックンが言ってくれたことはとてもありがたい。
そして、共感と対話。
子どもたちに優しい親権制を造っていく未来を切り拓いていくような機会になったと思う。
全国各地?多くの友人・同志からの応援メッセージが素直に嬉しい。
ありがとう。
日付が変わって帰ったときは、子どもたちもみな寝ていたけども。
ごめん。これも私の子育て。
子どもたちが生きる未来をよりよくしていくからね。
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