トップは拾い物にしてみた
急に議事録が2回分公開された
ゆっくりのつもりが、急展開、明日から、議事録読みになる
その前に、最近のおまとめと、ストックしていた読書メモをのこす
DV概念論
からの、#連れ去りはDV
新しい離婚訴訟のイメージが見えてきた
スペースなる機能について、まだ慣れていないから聴くばっかりだけど、連夜素敵にあったかい空間が繰り広げられているらしい
Coそミィもいい よき盛り上がり
読書していこう
研究中
主たる監護者が絶対のものではない、ところまでわかった
ここの注釈も丁寧に指摘する
かなり、強い思いで、現状の不毛な争い・競い方を憂いているのだと感じられる
さて、面会交流の許容性も監護者指定の子の利益を判断する基準となるものと明確に位置づけている
実際の裁判例も紹介されている
面会に対し拒否的であることを理由とした親権者の変更を認めた例にも言及している
平成15年1月20日/東京高等裁判所/決定
なんかもしっかり押さえておきたい
その他、子の意思やきょうだい不分離の基準についても触れられているが、より注目すべきは、監護開始の態様の違法性だろう
ここでも判例が紹介されており、批判されていることを指摘している。
平成17年6月22日/大阪高等裁判所/決定
これが、「主たる監護者であれば、承諾なく従前の環境から子とともに家を出るのは当然とした」ので批判しているという。
そして、山口先生の意見も紹介
こうした基礎を踏まえつつ、社会の変化という観点も考慮し、考慮要素の再検討の必要へと展開していく
どんな社会の変化があったのか?
いざ、審判するときは、いろいろ考えるものなのね~
痛ましいので、面会交流が100日を標準となれば、少しは平穏に思う
月に1回というのは、単独親権制時代のものよ
他にもいろいろ鋭い指摘が続く
「一般的なケースでは、多くは、双方ともに子を監護養育するについて支障はないと判断されるのであり、・・・選ばれないと親として失格であるとの誤解から、父母の非難の応酬に発展することは、紛争の早期解決につながらず、子に様々な負担をかけることになる」、との指摘も的確だ
共同親権制の整備が必要だろう
これは、実務でも果敢に挑みたい
そして、共同監護の維持が相当なケースでは、紛争防止の意味で養育計画の取決めをするなど、実務の工夫が求められることになろう、とも指摘している。注釈でも、調停には社会の新しい問題に対応する機能、当事者の調整及び合意による工夫も相当と考える、とある。
令和の子育て支援弁護士が、いかにクリエイティブな取組に期待されるかがわかる
最後のまとめの方にも、これからの未来に向かう道筋が描かれている
一番共感する記述を見つける
そうやって、締めくくりはやや厳しい
注釈で補足している
養育ルールの早期合意解決は、父母の関係性を離婚紛争から「子の最善の利益」実現志向に再生することにより実現する、ということや、個々の子の特性や現在必要とするニーズに目を向けることなく、離婚後の共同親権を進める立場、あるいは、これを否定する立場からの主張の応酬は、いたずらに父母の紛争を激化させ、子の利益に沿うものではない、と
子の利益の実現のために何をすべきか
裁判官にも指示している
法曹全体のアップデートが求められている