「アインシュタインより愛を込めて」を予約したけど、お前は?
はじめに
ジャンプの某グルメ漫画の台詞みたいな題名ですみません。
「アインシュタインより愛を込めて」というPCゲームが10月30日(この記事を執筆している月の月末)に発売されるので、発売前にちょこっと紹介したいなぁってことで勢いで作った記事になります。なお、ゲーム内容はR-18なので18歳未満は購入しちゃだめだぞ!(この記事の内容はR-18には全く触れないので読んでも大丈夫です)
きっかけ
別の記事でも触れていますが「Summer Pockets」をプレイ済みの私はそのゲームのライターの一人である新島夕さんをちょくちょく観測しており、ある日某氏のツイッターから以下の情報が流れてきました
「いやすっげー前じゃねーか」ってツッコミは置いといて、ツイッターにあるとおりブランドはしばらく動かず私もそのうち忘れ去っていました。
そして数ヶ月が経過する…。
じゃあなんで今更
今年の6月末に拡張版である「Summer Pockets REFLECTION BLUE」が発売され、そういえば何か忘れていたようなと思うもこの時点では思い出せず、そこから更に時が流れます。
昨今の情勢でテレワーク(おうちで仕事)が増え、運よく私の仕事もテレワーク化が進み夏以降は完全に家で仕事をしている状態です。すると今まで触っていなかったyoutubeを利用するようになり、作業用のBGMを探すために日夜ネットの海を泳ぐようになりました。
すると9月末にめちゃくちゃ好みの曲を見つけ、ふーん「新世界のα」って曲かぁ、PCゲームの主題歌かぁ、「アインシュタインより愛を込めて」ってやつの曲かぁ……
ん????
どっかでこのタイトル見たな????
ということで奇跡的に思い出しサイトを覗いて存在を認識しました。
というか色んなキャンペーンも終わってたりで出遅れ感が否めない。
当初は夏に発売としていましたが、昨今の情勢で色々遅れ10月30日に発売スケジュールが伸びており、それはそれで助かりました。
でも物語の内容を見る限り時間軸が夏の出来事なので、夏に出したかったのかなと思うと少し残念です。
調べてみて
とはいえ私はPCゲームをそんなに購入しておらず、会社としてはk○yかゆ○ソフト、s○riteぐらいしか手を出していません。
なので新規の会社の完全新規となると、少し下調べしないとなと急いで色々と調べてみました。
・ライター(新島夕)
一番重要といっても過言ではないですね。今まではブランド単位で何も考えていませんでしたが、今作のメインライターである新島さんの過去の経歴をざっくり見てみました。
「サガプラではつゆきさくらを作った人」
「サマポケに参加した人」
「恋×シンアイ彼女を作った人」
etc…
あ~~~~~「恋×シンアイ彼女」を作った人かぁ~~~~~~
このPCゲーム、私はプレイしていないのですが、PCゲームをアホみたいに購入する知人から話を聞いており、抜粋すると「メインヒロインに振られる」「バッドではないがグッドエンドじゃない」とゆ○ソフトみたいに頭ゆるくしてプレイできなさそうだなと思っていました。それを作った人と聞くと少し身構えますが、総じてビターエンドを好んでやる人らしいです。
しかし私自身好きな作品がビターだったり道中がしんどかったりするのが多いので、むしろ少しわくわくしてきました。一方で名作と聞く「はつゆきさくら」にも携わっているそうなので、内容の方向性はともかくおかしな文章はなさそうで安心しました。
・イラスト(きみしま青)
これは過去経歴とかじゃなくて見た目なので、パッと見で嫌いではない部類だったのでOK。一応名前を見てみると「きみしま青」という方で、経歴に「恋×シンアイ彼女」がありました。そこで仲良くなったのかな。そういうタッグか、心配になって興奮してきたな。
・曲(新世界のα)
これも顔というかゲームを知ったきっかけになるぐらい良さを感じていたので○。でも前述のライターさんの作品傾向と歌詞を照らし合わせると所々不穏な点があり、曲とゲームがマッチしているのなら、この時点で恐らく完璧なハッピーエンドにならなそうなのでとてもわくわくしています。
抜粋するとこんなのとか
ある朝ふと気づく 流れるラジオの中で
まどろみ続ける君が ノイズの中にかき消えた
君が1人で 終わりない旅に出るなら
どうかどうか 幸運を
ありふれた世界に 枯れるまで叫んだよ
さよならα さよならα さよなら
ちなみにαの意味としては「最初」「定数」「解」などがあります。
個人的な解釈としては旧世界の常識(曲の中だと神話と表現しています)が消え去り、新世界のα(常識)に変わる際の曲なのかなと考えています。「さよならα」のαの中身によってはグットじゃなさそう…。
またどこかで聞いたことある声だなと歌っている人も調べてみると、どうやらrewriteの「闇の彼方へ」を歌っている人と声が瓜二つみたいですね。大学の卒論執筆時に好きで延々聞いていた曲なので、聞いていて個人的に安心感があるのが頷けます。
また曲調がバンドとピアノで構成されており大サビ前がピアノになるオタクが好きなセットでとても良いです。
ゲームの通常版でも購入特典にこの曲が収録されたCDが付いてくるのもポイントが高いです。
・体験版
実際やってみました。
体験版で分かるストーリーとしては、ざっくりと以下の感じになります(若干ネタバレ?)
・主人公は頭が良い、人とコミュニケーションをあまりとらない
・主人公は数年前から死ぬかもしれない奇病(彗星病)に罹っている
・ある日自分より成績の良い女の子が現れた
・その女の子は彗星病に関する論文を出していて、日に日に発作が起きていつ死ぬか分からない状況から脱するため女の子を訪ねる
・女の子には直接会えず、電話で「私の言うことに従ってください」「部員を集めて部活を作りなさい」と指示を出す
・部員(ヒロインたち)を集めて部活(科学特捜部)を作り、その女の子と対面すると、名前を変えた幼馴染だった。
また体験版の終わり際に気になる台詞がありました。
「街に灯りがともるなら、空に星が輝くことはない」
前述の曲の歌詞やストーリーの内容から、この物語は今までの神話(昔からあるもの)を否定、あるいは打ち破るための何かを探っていく方向性で話が展開されるのかなと考えています。この台詞も体験版のある行動から主人公が救われていることを比喩しているのですが、なるほど~と上手い言い回しに少し感心しました。比喩している内容は体験版の時点でかなりのネタバレになるので、気になる方はプレイしてみてください。
次に背景ですが、PCゲームの背景は現実の場所をモデルにして作られることが多く、物語のテーマや製作陣が行っている場所などが使われることが多いです。
ファンからは「聖地」と呼ばれ、実際に同じアングルで写真を撮ってきたりする文化もあるぐらいです。私も別のゲームで長崎の離島まで行ったりしました。
このゲームも多分に漏れず背景はどこかを利用しているようで、それを推理したりする楽しみもあります。
そして、今回の舞台の駅前の背景ですが……
ここ南大沢だぁ!!!!!
南大沢は東京の左下あたりにあるベットタウンです。
学生時代に友達が住んでいたこともあり、よく遊びに行ったり映画を見にいったりしてました。どうりで他の背景も見たことがある気がする風景だと思いました。「そんな雰囲気を知っている」ではなく「実際に見たことある」なのでそりゃそうですね。住んでいたわけではないので各背景の細かい場所は分かりませんが、その友達に見せてみれば恐らく全部の場所が分かりそうです。聖地巡礼する時がきたら日帰りで行けそうでありがたい。
作中のキャラクターの言動は時々主人公がおかしいぐらいで、むしろ会話劇としては淡々とではなくメリハリを持って飽きずに読めたので、この調子で話が続くなら良い感じに読み進められるでしょう。
声優さんに関しては奇声を頻発に上げるようなキャラでなければ声質はそこまで気にしてない(声優さんで購入する人もいるなかそれはどうなのかとは思うが)ので、それも確認できたのでよかったです。
おわりに
ということで短めですがここまで紹介(?)しといてあれですが、タイトルでオチているような気がしますが、「期待はしてみてもいいのかもしれない」となったので、早期予約キャンペーンも迫っているとかで速攻予約してきました。
この手のゲームは予約する場所で特典が違ってきたりするのでそこを考えるのも楽しみの一つなのですが、私個人R-18な内容の特典に興味が薄いので(R-18ゲーム購入するのにそれはどうなん?)ゲームのメインビジュアルにもなっている高台からの背景をタペストリーにした特典が付いている駿河屋さんで予約しました。これなら実家の部屋で飾ってもセーフでしょう。
早期予約キャンペーンは終わっていますが、CD特典や店舗ごとの通常特典はまだ間に合うかと思いますので、この記事から興味を持ってくださった方は家にいる時間が増えた今、プレイしてみてはどうでしょうか。