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10万円生活の日常を物語から学んでみよう

れんげ荘に住んでいるということは、それなりの収入であるはずなのに、彼女は生活のなかで贅沢を知っているのだなと感心した。(中略)実家が喫茶店を経営していたこともあるのだろうが、こういう場所できちんと淹れたコーヒーを楽しむことを知っている。身につけている服だって、ブランド品ではないけれど、よく似合ってオシャレに見える。

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この本、最近、取り上げる読書ブロガーが多いので、気になって読んでみました

主人公は、45歳で、大手広告会社を辞めて、実家を出る決意をしたキョウコさん貯金と退職金で、ン千万円(FIREだ!)
月10万円で暮らせば、一生働かなくても大丈夫と、ふんでいます
だから住居は、家賃は3万円のオンボロアパートの『れんげ荘』


わずかなお金で心豊かに暮らすには・・


この引用文は、お隣に住む60歳すぎのおしゃれなクマガイさんのこと
れんげ荘に住んでいることを考えても、そうお金持ちではないはずです

それなのに、きちんと淹れる美味しいコーヒー屋さんを知っていたり、町の美味しい店も時々楽しんでいる
主人公のキョウコさんも彼女から、色々感化されます

しかし、そういう、キョウコさんも食材には手を抜きません

今後、私たちも、相当な節約を強いられそうな予測があります😱
でも、そうなっても

大好きなものには、ちょっとだけお金をかけ、良質なものを選ぶ

これを知ったら、乗り越えていけるような気がして来ました(笑)
その前に、大好きなもの、絞っておく必要はありそうですけど・・


住居の心配


この『れんげ荘』母親から辛辣な言葉を浴びせられるほど、オンボロ!
だけど、不思議と、訪ねてきた人は、そろって『居心地がいい』と言います

なぜなら『手を加えてすむ楽しさ』のある家だからなんだそう
(幼い頃、読んだ、『大草原の小さな家』みたい!)

どんな場所でも丁寧に手入れすれば、心地よい暮らしが営めるものなんですね

住めば都か・・・まずは今、住んでいるこの場所から・・大掃除頑張ろうっと!


とにかく、老後の生活に元気と勇気を与えてくれる作品です
淡々とした日常だからこそ、参考になることもたくさん

私自身、今の生活をダウンサイジングして、居心地の良い空間、目指したいと思います

ではまた☺️





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こがねのいずみ@読書ブロガー
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