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いわゆるFIREの生活ってどうなの?

いわゆるFIREという生き方・・憧れる人が多いようです

FIREとは、若いうちにリタイア後の生活費を補えるような貯蓄をして、運用しながらその収益で暮らす人のこと

つまり、暮らしていくには、十分な資産があり、生活のために、働きに行かなくても大丈夫な人
このれんげ荘に住むキョウコさんもFIREなのです

なんとまあ、羨ましい・・と、思うのですが、実情は結構大変なようです
実際、若くしてFIREになること、どんな現実が待っているのかみてみたいと思います


①とにかくお巡りさんや役所の人がやってくる

引っ越してくると、お巡りさんが回ってきて、カードを書いてくれと言います
あれ、無職の人には、目を光らせているんですよね
ある程度の年齢の方や、専業主婦(夫)は除外されるのですが・・

なんかちょっと偏見を感じます
キョウコさんも何度も通われて「働かないのか?」と尋ねられます
うるさいですよね

役所の人も何度も回ってきます
仕事の斡旋まで言い出す始末
働かないという選択に理解できない様子です


だけど、この本を読んで、気づきました
いわゆるFIREたちは、何かしらの労働をしてなければ、『税金』を払わなくていいこと
キョウコさんは、ただ預貯金切り崩しているだけなので、なおさらです

だから、何度足繁く、役所の人間が働く気力の有無を問うことになるんですね
役所としては、少しでも税金欲しいところ・・仕方ないか

それにしても玄関開けたら、「なぜ働かない」と、見ず知らずの人に言われるの、確かに嫌です
もう少し生き方の多様性、認められるといいのですが・・

②無駄に人の役に立とうとして、面倒な人になってしまう

何か人の役に立とうとした、がんばろうとした自分が馬鹿だったのだ。しかしマユちゃんに言われた「何もしないでのんびり暮らす」ことの何と難しいことか。少しの間はいいけれど、会社に勤めること以外、必ず何かやりたくなってしまう。

(7)

その訪問の煩わしさから、キョウコさん、勝手に『町内警備』まではじめてしまいました
おかげで、人を見たら泥棒のようになってしまうように・・

あ〜人って、何にもすることがないと、こんなメンタルになってしまうんだと、怖くなりました

あ、自粛警察思い出した・・


どうやら「働かないの?」の言葉は人を追い詰めるようです

自分に、お金を無心してこないならば、そっとしてあげるのも大事だと思いました
言いたくても「働かないの?」と、他人が言わない
そういえば、私が子育て中、その言葉で、母親同士が、傷つけあってましたっけ
よくない、よくない

何気なく言った「働かないの?」のせいで、自粛警察だらけになっちゃったら嫌だな
ホント気をつけます

それにしてもFIREも大変です

ではまた☺️


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こがねのいずみ@読書ブロガー
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