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6回目の打ち合わせ。

とうとう大詰め、6回目の打ち合わせ。

当初の予定ではこれが最後になるかなぁ、みたいな感じだったけれど、どうだろう。

この日は16時~の打ち合わせ。

M工務店さんの建てる家は、蛍光灯や天井に取り付けるシーリングライトの類は一切使いません。

天井には取り付けるのはダウンライトがいくつか、とかそれくらい。

それも全て白熱灯のような色合い。

でもそれって夕方暗く感じたりしないのかな。

目が疲れたりしないのかな。

そんな疑問をM工務店さんに問いかけた所、夕方~の開催になりました。

モデルハウスの明るさを体感するために。

そんな感じで打ち合わせスタート。

到着時、8月末の16時といえばまだ明るい時間帯。

特に何も気にせず始まった。

と言っても、打ち合わせの内容は殆どが前回の修正くらい。

①高低差がつきました。

前回の打ち合わせの後、M工務店さんの方で土地の高低差を測りにきてくれました。

我が家の土地は他と比べて少し高くなっており、道路を基準として1番高い場所では1mくらい高くなっていたそうな。

家を建てる場所もなだらかな勾配になっていて、玄関~一番北側の狩猟部屋に向けて70cmくらい高くなっています。

なので変更点として、元々狩猟部屋からポーチにかけて40cmくらい下がっていた部分を、特に下げる必要がなくなったので20cm底上げする形になりました。

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狩猟部屋の入り口から土間までの階段みたいだった部分が解消されたので良かったです。

②外構図完成…せず!

急遽母屋の部分まで外構をお願いしてしまったので、外構図は未完成でした。

打ち合わせ自体は9月末までもうないので、あとはLINEでの遣り取りになるみたい。

でも我が家の部分は概ねできてました(手書きだったけど)。

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外構図(仮)。

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先述の通り土地が勾配になっているので、駐車スペースを平らにすると、その先に法面(のりめん)ができます。

そこから階段を昇って玄関や庭にアクセスする感じ。

そして大切な庭造り。

M工務店さんで選定してくれた庭木は以下の通り。

①イジュ

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②アオダモ

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③イロハモミジ

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④エゴノキ

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⑤ヤマコウバシ

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⑥ヤマツツジ

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⑦ハクサンボク

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⑧アオハダ

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いわゆる雑木がほとんどですね。

ん~~~、良い!!!

雑木大好き。

里山の雑木林のような雰囲気になると良いなぁ。

葉っぱ等が利用できるクロモジやウコギなんかも追加したい所です。

また、南の開口が道路に面しているので塀も作ってもらう予定だけれど、やはり高低差が大きく道路側と家側からでは大きな差ができてしまった。

道路側からだと土留め+塀で180cmくらいの高さになるのですが、ウッドデッキからだと65cmくらいの高さにしかならないという。

ちょっと低いような気がするけれど、これ以上高くすると道路側に圧迫感が出てしまう。

そんな話をしていたら、M工務店さんが提案してくれました。

「塀の一部に”抜け”を作ると、圧迫感がでないですよ」

そして後日、図面を作成して送ってくれた。

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もう素敵。

③照明の感じは?

毎回打ち合わせは2時間~2時間半くらい掛かります。

で、今回の打ち合わせも終盤になってきたころ。

16時スタートだったので、つまりは18時ごろ。

ふと気付きました。

あれ?

全然暗さを感じないなぁ。

僕は黄昏時の暗さがすごく苦手で、それくらいの時間に明かりがないと酔うというか、気持ち悪くなっちゃうんですよね。

なのでそれくらいの時間の暗さにはすごく敏感なんです。

普段打ち合わせは丸テーブルで行っていて、頭の上に照明があるのでそのせいかな?

打ち合わせがひと段落ついて、さて各部屋の照明の感じを確認しようかな、と思ったら素敵なサプライズ。

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ケーキ出てきた!

お茶を飲みながら、夜のモデルハウスを体感して欲しいというM工務店さんの粋な計らい。

M工務店さん曰く、一番暗さを感じるのがこの季節なら今(18:00~18:30)くらいなのだそう。

完全に暗くなってしまうと、外とのギャップでむしろ明るく感じるようになってくるそうです。

それを踏まえたうえで、この時間帯のモデルハウスがこう。

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リビングからキッチン方向。

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キッチンからリビング方向。

手元に照明があるので、奥がちょっと暗くなっちゃってますね。

実際はもっと明るく見えました。

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2階。

真ん中にうっすら写る我が娘。

怖いよ。

…どうでしょうか。

①照明の重心を低くする。

②白い壁に反射させる。

③必要な場所に、必要な分だけ照明を置く。

写真全体でみると暗い部分もあるかもしれませんが、上記の、特に③ような伊礼先生の工夫もあり全く暗さは感じませんでした。

壁に反射した柔らかい光が空間全体を照らし、テーブル、ソファ、机とそれぞれの居場所をスポットで照らすことで、何とも言えないゆったりとした空間ができていました。

この感じは言葉では上手く説明できないなぁ。

初めてこのモデルハウスに来た時に、何もせずにあっという間に2時間が経過していたことを思い出しました。

M工務店さんより、「こがもんさんのおうちの照明も、こんな感じになると思います」とのこと。

明るさを心配していた妻も、「これなら良いね」と一安心したようです。

次回は9月末。

仁義なき予算の調整が始まります。

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